ペタしてね


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カーペットが汚くてすみません。。

もう棺桶に片足つっこんだかと思ったウミガメチョビと、共に滅びる覚悟を決めた(?)二日間。
救急診療の翌日、お昼過ぎにお散歩に出かけた時も1.5ブロック行った所で動けなくなってしまいました。
どうしよう。お願いチョビ、歩いて。とお願いしても、テコでも動いてくれません。ハーネスで持上げても1-2歩嫌々歩いてはピターと停止。疲れて動けないのか、他に理由があるのかわかりません。
ポールに救いを求める電話をかけると、速攻で飛んできてくれました(仕事がおやすみだったのでずっといてくれた)。

「どうしたっ?」
駆けつけてくる下僕の姿を見るやいなや、耳を広げて歩き出すチョビ。
……歩けるんじゃん……。

しかも、ポールにリードを手渡すと、いそいそと歩き出すし、チョビ。
実は私の咳大魔王の診察時間がせまっていたこの時、ポールに急かされてチョビを引き渡すとドドドと駆け出したんですが、走り出した私を見てチョビも小走りになってついてくるじゃありませんか。

「れいこー。チョビ、見てごらん」
とポールの声に振り向くと、私の方を必死のパッチで見ながら小走りになっているチョビが。

嬉しさと愛おしさで思わず後ろ走りしてしまいましたです。
通行人のおばさんに変な目で見られましたけど。

それでも昨夜はやっぱり足がフラつき気味で、少し落ち込んでる様子も見受けられました。
そして、私ももう限界を3回ぐらい超えた極度の疲労状態です。
翌朝(つまり今朝)9時に、近所の獣医さんでセカンドオピニオンをもらうための予約をとってありましたので、12時に就寝。この夜は、ポールがカウチでチョビ番をしてくれることになりました。

何事も無く一夜が明け、午前8時に起床。
カウチで寝ているポールとベッドで寝ているチョビを横目に見て、ほっと一安心です。
身支度を整え、チョビにハーネスを装着してドアを開けると、今日はいそいそとした足取りで先に廊下に出て行きました。
もちろんポールはカウチで鼻からちょうちんです。
ファイアマンなのに、緊急時にこんなんで目が覚めるんでしょうかねしかし。

本日のドクターに、一昨日の出来事を細かく説明すると
「もしかしたらてんかん発作かもしれないし、そうじゃないかもしれませんね。見ていた人がいないし彼女には説明してもらえないのでなんとも言えませんけれど、心臓も脈も血圧も異常なしです。15歳っていうけど、12歳だとしても信じられないぐらい健康だわ」とほめてもらいました。
でもでも。実際に発作だったのかパニックだったのかわからないと適切な治療や投薬は無理なんじゃないでしょうか。それにオンラインで調べると、昨日もらったお薬はものすごく眠くなるしボケボケになるお薬みたいなんですけど。あんなものをダブルで飲ませたら、ずっと足腰がたたない状態が続いてトイレも思うようにいけないし、大体本人が相当落ち込んでるんですけど。

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こんな激しいハゲを作られて、さらに落ち込んでます(しかし毛深いな……)


「そうね。この強めの鎮痛剤(コデイン)はもうやめましょう。もう一つのお薬は発作抑制の作用もあるんだけど、そう説明されましたか?」
コレ、救急のドクターに訊いたんですけど答えは『ノー発作抑制のためではなく、鎮痛消炎です』だったんです。
「それは変ですね。これは発作抑制の効能もあるんですよ」
やっぱりそうか。オンラインでもそうかいてあったんです。でも、ドクターにはノーって言われるし、何がなんだかわからなくて、ただひたすらチョビがあまりにフラフラなのがいやで実は二日目の朝に投薬したのを最後に、全てのお薬をやめてしまったんです。
ドクターに言われるがまま投薬してみても、実際のチョビがあまりにフラフラになっているのを見ると、私にもチョビにも精神衛生上よくありません。
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ホントですよホヘホヘ

ということで、自己判断でお薬は全て中止してみました。
明日の血液検査の結果を待って、コレからの事を考えることにしました。
すると、時間が経つごとにチョビの様子がどんどんよくなっていくんです。まさしく体内からドラッグが抜けて行ってる感じです。
今日夕方には毛布をほじくりかえしてワンワン吠える遊びもはじめましたし、まだまだノロノロ歩きですがお散歩にもやる気を見せ始めました。
トイレも両方とも、中腰でしっかりできるようになりました。
御飯のときのやる気満々ぶり情熱ぶりしつこさぶりも、以前通り。
ああ。
神様仏様グアダルーペ様ありがとう
そしてお見舞いとはげましとアドバイスのコメントやメッセージを寄せてくださったたくさんたくさんの皆さん、本当に本当にありがとうございます。
まだまだ本調子ではありませんが、チョビなんとか復活してきました。

チョビがいなくなったら。。。
この事がものすごいリアリティを伴って実感され、昨夜はまるでブラックホールに落ち込んだような気持ちになり、目の前が真っ暗になりましたけれど、今せっかくまた機嫌が良くてワガママでひょうきんものなチョビが戻ってきてくれたんですもの。
高齢犬ですのでこれからこういうことが増えたり、他の問題もでてきたり、そしてどんなにどんなに可愛がっても愛おしんでも、いつかはこの手から去ってしまうこの愛おしくて尊い命を、一生懸命残された時間を互いに感謝できるよう、楽しんでいけるよう、毎日を楽しく嬉しく暮らして行きたいと思います。
そしていつかチョビが私の元から旅だってしまったら、私もすぐ後を追いかけて……というのは冗談ですけど、旅に出たんだからいつかまた旅先で会えるよね、と笑って送り出せるよう(いや無理だなきっと)これからも一生懸命チョビを楽しみ、チョビにも私という存在を楽しんでもらえるようにしたいと思います。
本当にありがとうございました。


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初のチョビと一緒に自分撮り


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最初は珍しがってくれたのに、しつこく何枚も撮ったらこんな嫌そうな顔に。