仮住まいのお宅が、もうどんどん大変なことになってきています。
エレベーターの修理が来週早々から始まるんですが、それでとっても不便になるし夏だし、ってことで住民達がぞくぞくとお家を出て行っているようなんです。
だもんで、なんか普段からガラーンとした感じのアパートが、ますます廃屋ぽい雰囲気になってきています。
そして、修理を目前に先週から突然エレベーターが無茶苦茶なことに。
どう無茶苦茶かといいますと、ボタンを押した階にとまらず、フロアとフロアの間で止まってしまうんです。それだけでも相当イヤな感じなのに、ギャー途中で停まったどうしよう、と思っている目の前で、エレベーターのドアが開くんです。
わあっっ。
ドア開くかっ？
って思わずひとりごと言ってしまいます。
いえね。
ここんちのエレベーターすごく旧式で、二重ドアになっているんですよ。でもって、外扉は手動式で開く仕組みになっているので、内側の自動ドアが開いても足を踏み外して下まで落ちるとかそういう危険はないんですけどね。
でもやっぱりコワいじゃないですか、フロアとフロアの間で止まったエレベーターのドアが，目の前でガーて開いたら。
↑コレ。エレベーターの外扉。ドアノブついてます。
マジでかっっ。
て言いながら、必死のパッチで上の階とか押してみると、スススーと内扉が閉まりエレベーターは上の階に。ここでは普通に扉が開きました。
でも、チョビと一緒だったので階段を利用して降りるわけにもいかず、仕方なくエレベーターに戻り自分のフロアボタンを押してみました。
↑こんな階段。
↑地獄に通じてるのかと思うような、急で長くてツルツルな階段。チョビ的に無理っ。
そうしてなんとか無事に自分の部屋に戻れましたけど、この『フロア途中で停まってドアが開いたぞ事件』がここ数日頻発しています。毎回死ぬほどビビります。いつかドッカーンって下の階まで落ちるんじゃないか、って。でもチョビが一緒の時は階段は無理なので、携帯電話必携決死の覚悟でエレベーターを利用しています。
↑御近所さん。すでに一家で避難した痕跡が。放置された靴と倒れた造花が空しい……。
↑そして、ゴミ捨て部屋のドア。
エレベーターが無茶苦茶で無人状態に近づきつつあるこのビル。
さらに悲惨なことに、ゴミ捨て場のドアノブが壊れて床に落ちていました。仕方なく無理矢理つっこんでみましたけど、ドアを開けるたびにズボーて抜けます。困ります。
↑しかも、中もこんな状態。
無人になったせいか、ゴミ処理おじさんも仕事をさぼり気味。
山になったゴミ。
しかもこれ、リサイクルのゴミ箱なのに、色んな物が突っ込まれたまま放置されてさらに廃墟感が高まっています。
どうも同じフロアでここにとどまっているのは、私とはす向かいのいつも大声で喧嘩している『大ゲンカ家族』（と密かに呼んでいる）の２世帯だけな様子。
エレベーター修理まであと１０日。
間に合うのか、次の仮住まい！！
待て、次号！！（……ていうか……）