ペタしてね

昨日のエントリーの私のくだらない疑問にお答えいただいて、ありがとうございました。
そうでしたか……。
バッタでしたか……。
なんでバッタなんですかね。バッタって別に強そうでもなんでもないですよね。
カマキリとかいうならわかるけど、なんでまたそんなバッタみたいにキャラの立ってない虫にしたんですかね。
いや、ゴキブリだったら困るなあって思ってましたけど、インパクトという点ではバッタの敵じゃないですよね。。
なんでバッタなのかなあ……。
あ、いやまあでもあれか。
ハエも全然強そうじゃないけど、人間と混ざったら異様に強くなってましたよね、確か。超人ハエ男みたいになってましたよね。
じゃあまあ、バッタ男でもいいか、別に。

そんでもって虫対策のお話なんですけどね。
日本にいる時は、特に実家の地面が元々畑だったせいもあって、常にひっきりなしにオールウェイズ虫関係には苦しめられていました。
特に恐ろしかったのが、私の大きめの両手のひらを並べて広げたぐらいの巨大蜘蛛です。そいつらが、我が物顔で家の中を歩いているのにしょっちゅう遭遇していたんですよ。
ある時なんて、雨戸を開けようとガラス戸をガラガラと開けたら顔面5センチぐらいの至近距離にアイツがいましてね。目が合ったんですよ。
もう、死ぬかと思いました。
で、そういう時の虫対策は全てリン父任せでした。
リン父はですね。コレ言うと皆さんに嫌われるかもしれませんが、生ゴキブリを手で掴めるんです。
で、その手の中でゴソゴソ動いているゴキブリを持って、私とリン母を追いかけ回すんです。心底楽しそうに。
「おっ。中で動いとるわ」
とか言いながら。
うう。思い出しただけでゾクゾクします。

ニューヨークにきてからはずっとアパート暮らしなものですから、あまり虫に遭遇することはなかったんですが、何故か前に住んでいたマンハッタンの部屋で、あるときを境に突然ゴキブリが続々発生したことがありました。
何かやっている時にチョビが可愛らしい様子で小首をかしげて部屋のどこか一点を見つめている時は、大概ゴキがそこらでうごめいている時でした。
そういう時、チョビが退治してくれるのかな、って思われるかもしれませんが、チョビは全然役に立ってくれません。
カサカサ動き回るゴキを目で追ったり、ウオララララーっと変な声を出したりはしますが、所詮あのスピードにはついて行けないらしく、しまいに知らん顔してどこかに行ってしまうんです。
だもんで、仕方なく私が対処します。
大方の場合、洗剤をぶっかけて衰弱死してくれるのを待つんですが、死んでしまった後処理も大騒ぎでした。大量の新聞紙をドバーっと死体の上に載せて、えいやーっと掴んでそのままシューターに直行してましたけど、もうホント二度とやりたくないですね。
一番悲惨だったのは、手近に洗剤がなかったので背に腹はかえられず、手近にあったスプレー糊をドバーっとかけた時です。
即死してくれたんですが、部屋の片隅に糊づけになったゴキ一匹。
ベトベトです。
なんかもう、呪われたみたいな様になっていました。
どうしようもこうしようもなくなって、フンフンに後始末を頼もうとしたんですが、フンフンはゴキが大の苦手。自分の母親(フン母)を盾にしてゴキから逃げるような男なので絶対無理、と断られました。
なのでもうホントにどうしようもなく、その部分にでっかい段ボール箱をたてかけ、数ヶ月後にリン父が遊びにくるまでそのまま放置しました。
アレはヒドかった。
あとは、飛ぶ系の虫ですけど、コレもヒドいんですが、ハロゲンのフロアランプで焼き殺す、というのが私の対策です。
一度わけのわからん虫が部屋の中をブンブン飛び回っていて大パニックにおちいり、必死で焼き殺したのはよかったんですが、ボト、と部屋の真ん中に落ちたそいつの死体をみると、まるで仮面ライダーみたいに巨大な目玉の上にグルグル巻の渦巻き触覚がついていて、ボテーっとした太いからだには赤と黒のシマシマ模様。
見た瞬間気絶寸前です。
その後、誰だったか忘れたんですが、虫が苦手じゃない男(つまりフンフンでもなくリースでもない誰か)が来て片付けてくれるまで、小さな箱をその上に載せて放置しました。

あーあ。
虫が苦手じゃなくて、生ゴキを手に持って追いかけてこない男の人、私と一緒に住んでくれませんかね。