先日、御昼間突然思い立ってサーカスを見に行く事にしました。
いえね。
日本では『シルク・ド・ソレイユ』の名前で知られているあのサーカスなんですが、わたくし大ファンでして、なんかアホみたいにクラブメンバーにまでなってるんですよ。で、そのサーカス毎年マンハッタンにやってくるんですが(ここ3年ぐらいは"Wintuk(ウィンタック)"という演し物)、メンバーにメールで特別プライスチケットとか前売りチケットなんかのご案内が来るんです。
その特別プライスが今回は半額だったので、「おっ。行くかね?」と思い立ったわけです。
一人だと良い席が余っていることが多いんですが、今回も大正解。
レベル3という、お高い席から三番目のカテゴリーだったんですが、ステージ前ど真ん中。遠からず近すぎずの最高の席でした。
一人でサーカスを見に行くのってちょっとヘンですけど、全然楽しめました。
毎年見るシルク・ド・ソレイユですが、私の中で最高だったのは"QUIDAM(キダム)"という演し物。
それからラスベガスのみの上演"O(オー)"です。どちらもサーカスなのに、ちょっと涙が出るぐらい美しくて物悲しい、今までに見た事もないようなショーでした。
今回のウィンタックはお子様向けでちょっと物足りなかったかな。

1
↑ガキのフリをした大人が主人公の物語。だったと思う。

2
↑売店のお姉さんガン見。背後にある傘、持ってました(買うかしかし)。すぐ壊れました。


3
↑アホみたいな帽子付きの綿菓子。12ドル。高っ。


4
↑ピエロ登場。子供が多かったので、おどけぶりも子供向け?


5
↑スノーボール。これは欲しかったけど、我慢しました。

冬の街がテーマなので、ショーの最後にはびっくりするほど大量の雪(紙吹雪)が会場中に舞いました。
キレイ。キレイ。キレイ。
一人でうっとりして両手を上げて、たくさんたくさんの紙吹雪を手にとっていると、隣りに座っていた意味不明の言語(つまり英語以外の外国語)を喋りまくって相当うるさかったおっさんも、「キレイキレイキレイ」と言いながら(多分)両手を上げて紙吹雪を手にとり、私の方を見てにっこり笑ってくれました。
大人向けなサーカス、シルク・ド・ソレイユですが、皆童心に帰り、頭に一杯紙吹雪をのせたままシアターを後にしました。
帰り道、お腹が減ったのでコリアンタウンで食事をしましたが、席についてコートを脱いだら、ハラハラハラとたくさんの紙吹雪がこぼれおちました。
拾ってみたら雪の結晶の形でした。
色は白とブルー。
ちょっと子供っぽいかな、って思ったけど、やっぱり行ってみて良かったです。
また見たいな、サーカス。