🌝 今年は18.6年に一度の”月の停止”の年 🌝
🌕スコットランドアウターへブリディーズルイス島
”カラニッシュ”ストーンサークル中心で
San 11 June 2006
🌕"月の停止"の年のこと
天空を旅してゆくの月の軌道(白道)
夏は 南天の低いところを、
冬は 天頂高く
月が移動してゆきますが、
一年のうちの月の軌道の振れ幅には
緩い周期があって、
一年のうちの
最南から最北への白道の振れ幅は
"18.6年という年月を周期"として
最大になったり、
最小になったり。
今年2025年は、
月の軌道が南にも北にも
振れ幅の最大の年。
夏は最も南の地平線近い低いところを。
冬は最も北。天空高い
ほぼ真上の軌道を
進みます。
南へ北へ
行くところまで行って 戻ってくる
その折り返しの時なので
停止したように見える。
それを
“月の停止”の年
“The moon standingstill“または
“Major lunar standstill”
と呼ぶのだそうです。
🌕
古代の
スタンディグストーン遺跡たちの中には
月の停止の年を意識して
作られたものがあります。
イギリスのストーンヘンジも
その一つと言われていますが、
🌕
スコットランド
アウターへブリディーズ諸島の
ルイス島の
“カラニッシュ”には
思わず息を呑んでしまうほど美しい
“月の神殿”と呼ばれる
ストーンサークルと列石が
ケルティック クロス状に交差して
月や惑星の出没と関係している
ことが知られており、
天文学者や、研究者たちが今もなお
星々と地形や列石を計測して
古代の天文台の謎を解いてます。
“月の停止”の年の
夏至近くの満月は、
カラニッシュから臨む
南の地平線・・・
横たわる女神
大地母神のように見える山影から
生まれるように
満月が昇り、
ストーンサークルの向こう
地平線すれすれに
転がるように移動して
サークルの中心巨石の元に沈み
一度姿を隠して再度発光すると、
列柱石に月の光が反射して
月が石になって蘇ったように見える。
地球と太陽と月と、
先史時代に作られた環状列石と
カラニッシュの地形によって織りなされた
夢のようにドラマチックな光景が起こる・・・。
という
それが
カラニッシュのストーンサークルと列石が
大地の女神に捧げられた
“月の神殿”と呼ばれる所以です。
🌕
🌕
前回の月の停止は
2006年の6月。
その年の初めに
アウターへブリディーズの
カラニッシュの環状列石の
”月の神殿”の写真を目にした時、
その姿が、前年に完成した
「陰陽師全13巻」の
全巻をストーンサークル状に
羅盤に立てた姿と、あまりに似ていたので、
矢も盾もたまらず、
夏至近くの満月を目指して、
ニューへブリディーズ諸島の
カラニッシュへ
旅立っていました。
今年2025年は
2006年の6月から18.6年目にあたり、
今年の月の停止は、
来たる1月14日の満月の時期なのだそうです。
🌕
最果てのアウターへブリディーズ
ルイス島のカラニッシュへは、
プライベートな旅で
未だ公開したことなかったのですが
次のサイクルに入る、今年
強風が常に吹き荒ぶ
ゆるやかな大地の上に
それぞれの岩が
人格を持っているように
気高く立ち並ぶ
カラニッシュの列石たち。
18.6年の時を経て
公開いたします。
🌕
日本では
14日の朝7時過ぎに
望月の最高点とのこと。
今夜から明日にかけて
18.6年ぶりに最北の白道を進む満月
夜空が晴れていて
足元の自分の影の短さに気がついたら、
天空を見上げて
お月さま、探してみてください🌕
🌕
🌕
🌕ストーンサークルの前で。
🌕ストーンーンサークルの中心石と
石室のあるドルメン。
🌕カラニッシュの環状列石
抜きん出た中心巨石を
13の巨石が囲むように。
巨石のカウンシルみたいに。
🌕中心石
🌕石それぞれに
振動数が違うのを感じます。
🌕中心のドルメンから
東へ伸びる列柱石
🌕手前は西へ伸びる列石。
🌕北へ伸びる列石から
🌕東から
🌕南から
🌕足元にも
不思議で愛らしいサークルが。
🌕列石から
横たわるめがみを見下ろして
🌕
2006年6月の
カラニッシュの旅の画像は
今年の夏至にかけて
幾度かに分けて
公開してみたいと思います🌕
🌕
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