🔸伊勢との間の一線・・を超えて、深く、古代の熊野へ🔸
ー 御杖村(みつえむら)へ ー
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名古屋から 南下して
熊野に入るのに
どうしても、
訪れておきたい場所がありました。
奈良県宇陀郡御杖村。
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垂仁天皇と
皇后日葉酢姫命の皇女「倭姫命」が
天照大神をお祀りする地を求めての
国覓(くにまぎ)の旅で
御杖村の仮宮で休まれたとき、
自らの「杖」を残した
という言い伝えから
”御杖村”と名付いた土地。
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昨年10月の初め、
熊野でのWSの下見に、熊野入りの前に、
そっと、御杖村を訪れていました。
アクセスは車のみ。
奈良から入っても、三重県側から入っても
時間がかかるので、
取材のコースに入れようと何度か試みたけど
到達できず。
倭姫命の存在を感じたくて、
とても気になっていた村。
姫命が「杖」を残した、
”御杖神社” は名張川のほとり。
ご祭神は久那斗神、
八街比古神、八街比女神 。
と、言われてますが、
倭姫命がいらっしゃると、
前々から伺っていました。
夕方の神社には、
生きた人間の思考たち残像たち、
神様への願い?
そんなエネルギーがあって。
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この機会を待ち焦がれていた、
御杖村。
村の宿で、深夜ひっそり観ずれば、
「杖」と名づく通り、
九重の天を貫く、中天への
井戸のような管状の空間が、
"頭上にすぽんと空いている"。
天へ向かってのエネルギーのレイヤーが、
感じられない、のです。
中天直通。
さらに伸ばそうと思えば
まだまだどこまでも行けそうな、
晴れやかな空間が、
御杖村に、
太い杖のように立ち昇っているのです。
つい2週前に赤城山頂に4日間住んで、
地上とは違う、高周波の空間を
堪能したばかりなのに・・・。
御杖村は、
真逆に山中奥深く山間の村にありながら、
天地の垂直空間が、
繊細なレイヤーも妨げるものも感じられない
開放され、天から掘り下げられた
清らかな井戸のよう。
あまりに感動して、
夜も眠れないほど。
気の清まった、夜明け前、
宿を出て、御杖神社に。
夜明けの張り詰めた空気、
人の気の祓い清められた神社の聖域、
柱のよう聳える杉の木の間のお社。
静かに・・拝殿に近づき、
ひっそりとご挨拶。
まさか・・とは思いましたが・・
果たして、ご拝殿の中央に、
白装束の姫神が坐って、
待っておられました。
倭姫命の国覓(くにまぎ)の旅は、
伊勢へと巡る巡行譚ではあるのだけれど、
確かに、身を清めた姫神がいらっしゃる、
その存在感と、相対するその瞬間の
神聖さ、何と言ったら良いのでしょう。
人の認識とは別のところ、
魂のレベルでの約束が
果たされたような感覚。
ただ、地球と生命の最善、、
ただ、根源が好きでたまらないから、
お仕えする、その粋の共振。
拝殿前の杉の木に囲まれた空間・・。
ここが
まさに天から掘り下げられた井筒・・
その中にいると、
上昇してゆくような、
エネルギーの井戸 !
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そこで、
人体を明け渡して天地を深く結ぶ、
ご挨拶の技を授けられ
御杖の地を後にしたのでした。
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🌿 御杖神社。夜明けに。
🌿 杉の木立に囲まれた、社の前庭は・・
天から掘り下げられた
井筒のような上昇空間 でした。
熊野でのWSまでの間に・・
下見の道行き・・
書き記しておきます。
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