夏至 Solstice

金環日食 Annular solar eclipse

 

 

 

 

 

太陽が隠れ、光が消えた時

俳優(わざおぎ)の祖、天鈿女は

脱いで、踊って・・

万神を笑わせ

世界に光を呼び戻した

 

 

 

 

 

 

「両国花錦闘士」(りょうごくおしゃれりきし)舞台の

主役、伊藤健太郎さんの、覚悟極まった

ヴジュアルの解禁で

盛り上がりの真っ最中ではあるけれども、

 

そして、24日に解禁される全キャストの

ヴィジュアル第2弾とに

挟まれますけれども、

 

 

 

月と太陽の位置が重なる朔日(ついたち・新月)であり、

 

アジア大陸を横断する金環日食となる本日、

西暦2020年 令和二庚子(閏)

6月21日の夏至

 

あまりにも稀な、

これも大事なのです・・・。

 

 

日本各地でも部分日食が見られますので、

皆さんも、とうにご存知のことと思いますが、

 

 

6月6日と7月5日の半影月食に前後挟まれた、

夏至の金環日食に触れますね。

 

 

一年のうちで、昼の時間が一番短く

夜の闇が一番長い、陰が極まる冬至

一陽来復(いちようらいふく)の日ならば、

 

夏至は、純陽極まりて

一陽地下に生ず

一年のうちの昼の時間の長さが極まり、

陰が始まる最初の日。

 

(今年の夏至は旧暦で、5月1日)

 

古く、冬至を一年の始まりとしていた頃、

冬至と朔日(旧暦の11月1日)が重なると、

朔旦冬至(さくたんとうじ)といって、

古代中国でも、日本でも古くは改元がなされて、

盛大なお祝いがされました。

(最近では2014年12月22日が朔旦冬至でした。)

 

 

月と太陽の周期はほぼ19年で一巡しますので、

夏と冬二つの至(Solstice)に新月が重なることは

19年ごとに起きる可能性があります。

旧暦の太陰太陽暦では、きっかり19年ごとに

朔旦冬至が巡ってくるように、

暦が作られていました。(暦博士のお仕事でした)

 

 

けれども、今年のように、

夏至と金環日食が重なる年には、

滅多に立ち合えないのでは

ないでしょうか。

 

 

 

 

少し、お話は変わります・・・。

 

COVID-19と、まだ名付けられていなかった2月、

昨年のワークショップ

「貴女の内側の 豊饒の泉とのリコネクト」での

実践の絡みもあり、

 

都内でも原初の自然の残る三宝寺池。

そこに祀られる水にまつわる三女神、

水神社、弁財天を祀る厳島神社、宇賀神を祀る穴弁天社に、

感染と病の鎮静と無毒化を祈って、

有志と参拝していました。

 

パンデミックの鎮静を身近な神社や聖地に出向いて

祈ることは、外出自粛の間でも、

多くの方がされていたのではないかと思います。

私たちもそうでした。

水の浄化の力、隅々まで行き渡る癒しの力を

お借りしたかった・・。

 

 

去る、半影月食の6月6日にも、

やはり有志で

御礼と、祈りに出向いていました。

私たちに見えないところで、

どんな変化が起こっているのか、

ヴィジョンを受け取りたかった・・。

 

 

 

 

さて、

一週間前のことでした。

急なことに、富岡八幡宮に、

意識が向いてしまいました。

 

 

呼ばれてしまった・・・というのでしょうか。

前ブログでも書きましたが、

調べますと、末社に

弁財天をお祀りする「七渡神社」があり、

富岡八幡宮の創祀以前からある

地主神さまでもありました。

 

また、

江戸・・東京の地下水・・

水をめぐるラインからも、

三宝寺池の厳島神社との

目に見えない水・・

というか、エネルギー流れのつながりを

感じられたせいもありました。

 

 

 

 

神社にとっては誕生日にもあたる

年に一度の例祭日は、

ちょうど4日後の6月17日。

件の「両国・・・」の解禁日なのでした。

 

さらに調べれば、富岡八幡宮は

江戸の勧進相撲発祥の地なのですね。

 

 

このように詰み寄られてしまいまして、

観念いたしまして、17日

「七渡神社」の例祭に

参列させていただきました。

 

 

 

 

楚楚とした巫女舞が御奉納されていました。

 

祭礼の祝詞の声に乗って、潮の香りも

運ばれてきました。

 

 

 

 

祭礼の後の七渡神社。

お社の前に立つと、遥か以前の

江戸の水際・・砂州が未だ目の前に

見えるような錯覚を覚えます。

 

神域に入るだけで心地よく、

お参りに来られた皆が皆、歓待されており、

女神のあたたかい懐を感じてしまいます。

 

 

いただいたお札を祀れば、

合わせた手と心臓から、

柔らかい光に包まれ、どんどん広がって

ゆくようなのですね。

 

「七渡弁財天」さま、

愛の女神さまなのですね。

 

 

 

主祭神の八幡さまにもご挨拶し、

(こちらは大変力強い神様)

全てを終えた後、ひいたお神籤が、

思わず跪いてしまうほど、衝撃的でした。

 

 

 

 

二十一番

 

汲みてみよ井戸の玉水すみわたり

黄金の月のかげ宿すなり

 

 

 

 

心の中の井戸から、感情という水を

汲み上げれば汲み上げるほど、

水はますます澄み渡り、

太陽を覆い隠す月のかげが

黄金に縁取られながら

心の井戸の底にまで到達する

 

 

 

今年の、この時期の

二十一番のお神籤の歌は、

そのように読めるのです。

 

 

 

21日夏至の金環日食の中の、

黄金のリングが見える金環帯は、

アフリカ東南部からアラビア半島を横切り

パキスタン、ヒマラヤを越えて

ヒマラヤ山脈の北側、チベットの湖水群の湖上・・

湖に丸い月の影を落としながら

中国を横断して台湾の中央を通過しています。

 

アフリカ東南部からアラビア半島、

パキスタンに至るラインは、

イナゴの大群の移動と被害のラインとも

重なっていて、

 

全てに、何か・・私たち人間の認識を超えた、

何かの意志が働いているのを

感じてしまいます。

 

 

 

多くの病が癒されて・・

多くの傷が癒されて・・

多くの不和が解消されて・・

多くの不安も解消されて・・

 

全ての心の井戸から

感情の水が汲み上げられ、汲み上げられ、

最後の澱までも汲み上げられ、

澄み渡ってゆくように。

 

 

本日はお祈りしたいと

思うのです。

 

 

 

 

身体は地球の核をアンカーに

心は根源をアンカーに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     2020年6月21日 玲