鎌倉宮公演のご案内
2011年7月23日付け、震災後初の雄勝法印神楽の遠征公演となった、
鎌倉宮公演のお知らせ記事です。当時まだ詳細が決まっていなかった10月の
豊島区の公演のお知らせも入っています。
5月11日に振り込みました雄勝法印神楽復興支援金がさっそく、この公演の
準備に使われることになりました。記事の中にあります「オリジナル手ぬぐい」
と「バナー」は、◎2015年の記事「雄勝法印神楽復興支援金活動」に詳細を掲載しています。
公演の映像記録は後日youtubeに掲載されました。夜の部の公演の様子です。
どうか併せてご覧ください。
―――――――――― 雄勝法印神楽 鎌倉宮公演! ――――――――――
何時皆さんにお知らせできるか、待ちに待った「雄勝法印神楽」鎌倉宮公演の
お知らせ、本日解禁です!
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東日本大震災復興支援芸能公演国指定重要無形民俗文化財
宮城県石巻市「雄勝法印神楽」 in 鎌倉宮
開催日 : 平成23年 10月9日 (日)
会 場 : 鎌倉宮 (鎌倉芸能特設会場を使用・畳敷き)
公演時間 : 【昼の部】 開演 13時半 (開場 12時45分)~15時半
【夜の部】 開演 17時半 (開場 16時45分)~19時半
入場料金 : 各部3,000円 (昼夜セット料金=5,500円)
演 目 : 【昼の部】
舞台清め祝詞 (鎌倉宮神官)
①道祖 (どうそ)
②岩戸開 (いわとひらき)
③産屋 (うぶや)
【夜の部】
舞台清め祝詞 (鎌倉宮神官)
①橋引 (はしひき)
②鬼門 (きもん)
③蛭児 (ひるこ)
④日本武尊 (やまとたけるのみこと)
(チケット購入、その他詳細はこちらチラシをご覧ください。)
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演目には4月23日の「シャーマニズムの未来」にて、ご紹介した「橋引」も入る
他、「道祖」から始まる堂々たる演目。全ての厄を打ち払い、世界に光明をもた
らしてくれる、そんな気が致します。
シンポジウムで集められた支援金も早速この公演の準備の為に使われるそうです
募金下さった皆さんと少しでも役に立てましたこと、本当に嬉しいですね。
ぜひこの機会に鎌倉宮に馳せ、東日本全ての地域の復興祈念の心を皆と共にし、
雄勝の殿方達の飄々と見えながら細部まで鍛えられた力強く美しい舞いをご覧に
なって下さい。
そして当日会場の復興支援コーナーでは、「雄勝法印神楽復興支援金窓口」の
バナーにも使われたお三方( ちなみに中央は「橋引」の乙女、乙鶴御前です )
でデザインされた「オリジナル手ぬぐい」を販売します。
売り上げは雄勝法印神楽保存会へ。
地元雄勝での、本舞台での神楽奉納が叶いますように。
地域すべての復興の役に立ちますように。そんな祈りから制作いたしました。
また、同じ10月、豊島区でも一番だけ公演があります。
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第23回「民俗芸能 in としま」 出演決定
日 時 : 平成23年 10月15日 (土)
場 所 : みらい座いけぶくろ (豊島公会堂)
演 目 : 日本武尊(やまとたけるのみこと)
※詳細は、第23回「民俗芸能 in としま」開催の豊島区公式ホームページに、
後日掲載される予定です)
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今後も各地で復興の為の公演が行われることと思います。決定次第、この場にて
もお知らせしていきたいと思います。
2011年7月23日 岡野玲子