シェア💗玉手匣 トークVol.1~時空を飛んで~イベント報告【1】                

                     ご来場御礼とご報告

 

 

2017年11月5日に、京都・西陣織会館で開催されました

『陰陽師 玉手匣』(原案/夢枕獏)完結記念のプライベートトークに

お越し下さいました皆さん、どうもありがとうございました。

 

 

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実は今年は、安倍晴明公一千年忌、そして前作漫画『陰陽師』の完結から丁度12年目にあたり、太陽も歳星(木星)もほとんど同じ位置という節目の時でした。

 

お陰様で、穏やかな晴天に恵まれ、地元京都はもとより、遠く埼玉、東京、千葉、静岡、新潟、三重、愛知、奈良、和歌山、兵庫、大阪と、各地から集まられた皆さんとの、奇しくも三部作となった漫画『陰陽師』『イナンナ』『陰陽師 玉手匣』。

 

三つの完結の御礼と、生きとし生けるものの内側に秘められた豊饒の顕われを祈る、◎晴明神社への特別正式参拝、晴れやかに済ませることができました。

 

 

瑞垣内の清らかな静寂の中、皆さんと一つになっての玉串奉納も、私にとりましてもたった一度の心に残る参拝です。

 

『陰陽師』執筆時の取材の旅に同行してくださった、友人楽師の神楽笛の奉納あり、宮司様からは、晴明神社にまつわるお話も伺え、また、晴明神社境内の暖かくパワフルな楠の下で、宮司様を中心に、ご参加の皆さんと記念写真も撮影できましたこと、心も一つに充実した嬉しいひと時でした。

 

 

御供えに、お集まりくださいました皆さんの名の入った「シェア玉手匣トークvol.1御芳名帳」。『陰陽師』連載開始頃、晴明神社で購入した、故髙原豊明さんの執筆された『写真集 安倍晴明伝説』(1995年刊)。この写真集と髙原さんの存在が、その頃資料の乏しかった中で安倍晴明について何も知らないで連載を始めた私を、どれほど力づけてくださったでしょう。(◎木曽福島の安倍晴明像へ)

 

御本の間には、雅楽のことや漢文の読み下しで助けてくださった、故大津山高先生の御影。加賀の白山比咩神社の御神酒。他、4000年前の古代中国で妲己も食していたという、十三夜桃、を奉納させていただきました。

 

 

神楽笛の奉納では、神楽の音取と星の音取が奏でられました。(奏者 中村香奈子さん)

 

 

祝詞の最中からも光を浴びて白く輝いていた

山口宮司様から、晴明公や斎稲荷社に
まつわるお話を伺いました。

 

 

  続きます。

 

(【2】講演「玉手匣を開いてー大江山酒呑童子から天橋立へ」《その1》にすすむ。)