先日行った、瞑想のWSでのことば。
心をこめて、何もしない。
心をこめて、何もしない?!って!
なんだかー、すごくいいなあ、と思いました。
心をこめる、ということ。
心をこめて、ひとつひとつの物事にあたる。
心をこめて、お料理をする。掃除をする。人と話す。歩く。
ていねいに。ひとつひとつ。
ひとつひとつの動きが、「作業」になっていないか。
そこに意識を向けられているのか。
先日見たTVで、有名な料理人の方が言っていた。
器の置き方ひとつで、お料理を美味しく感じられなくなる、と。
漁師さんが、両手で大切に扱ってきたお魚を、自分たち料理人が片手で雑に扱った瞬間、
猟師さんの想いや、それまでの過程が無駄になるのだと。
想いがあるということ、心をこめるということ。
そういうことなんだと思う。
いろんな理由を見つけて、忘れがちになるけれど、
ていねいに、生きていたいなあと思う。
余裕、というか、心をこめて物事にあたれるような自分を維持していたい。