⬆️の本を読みはじめました。確か映画にもなった。この著者が現在はベルリン、ドイツにいるので、そこで活発に活動をしています。American Jew なのでNY生まれ育ち。現在の彼女の住まいドイツでインタビュー受けてて見たんだけど、ドイツ語がすごく上手(10年ほど住んでいる)。
イスラエルに行くチャンスが増え、イスラエル人との関わりも増え(政治、宗教的ではなく純粋なる学問)、この国の人々が私にはとっても不思議にますます思えています。ユダヤ教やそれを信じる人々を否定するつもりはありませんが、キリスト教の基盤となっているユダヤ教徒がクリスチャンと大きく違い、宗教、信じる力を違う意味で強く感じる。
ユダヤ教徒と一言で言っても、分別のようなものがあり、超正統派は、エルサレム、身近でいうと、NYのブルックリンにも多く住んでいる。規律が超厳しく、外見も一目でわかる=黒い帽子に長い髭、その子供も奇妙な髪型、奥さんも地毛を隠しすぐに認識できる(これは私がエルサレムで観察した)。子供の頃から俗世界徒遮断され、普通の学問は学ばないから、男性は職につかず。携帯は通話のみの昔ながらの電話。性欲はダメと教えられ、自由恋愛はなし全てお見合い。セックスは子孫を増やすもの。だから子供も普通に6−7人いる。働かないので(妻は働く)貧困が多いが将来的にこの系統の人口が増え、徴兵拒否、働かない(宗教のみ)子供が多いから満足に食べられない、医療もいけられない。イスラエルの財政難などなど問題が多い。
主人の友人のイスラエル人家族は、ユダヤ教徒ですが“普通“のユダヤ人笑。それおほど厳しい戒律はなく、シャバット(休息日)を守り、スマートフォンも携帯し、FBをやり、海外へも旅行へ行く。でも豚肉は食べず、牛肉も“コーシャ“と呼ばれる認定された肉しか食べない。これは超正統派と同じかな?
この本の著者、デボラさんはこういう規律や宗教に疑問を感じ、NY、アメリカから脱出するという話。気持ちわかる〜〜。私がエルサレムで感じたのは、女性は子供を産む道具、旦那の言うことに背いたらいけない、なんか超イスラム教徒似てる?女性の権利は??女性の自立は?
ちなみに、テルアビブ(イスラエルの以前の首都)はそう言う規律に従わない現代人が多く住んでいて、タバコやマリファナも吸っている。だからイスラエル人と一言ではくくれないのです。
今、ガザ戦争やら周辺国(アラブ)とのいざこざがありますが、そこは触れたくない、意見を言う立場ではない。