こんにちは。
アメリカは独立記念日です。
ボランティアをしている軍隊ママのグループは毎年、パレードに参加。
会の集まりがある市で行われるものは、毎回ニュースに取り上げられる大規模なものです。
高級住宅地なのに、保守主義で軍隊にとても理解のある場所。
去年は初参加のはずが、息子の将校訓練学校の卒業式から帰宅した翌日で、あまりの疲れで断念。
今年は、と張り切っていたら、熱波。
う~ん、炎天下で数時間ってムリ、、、
参加する人は、息子の写真を大きく伸ばして、飾りを付けたものを持って歩くのです。
パレードの様子を他のお母さんに聞いたら、「ティッシュを用意してなきゃだめよ。」
「いろいろな団体が参加するのだけど、私たちのグループにはひときわ大声援があって、皆さん立ち上がって、敬礼する人までいるの。」
「それはそれは感動的なんだから。皆さん、”ありがとうございます、国のために。” って。」
「涙なみだよ~。」
代わりに何をしよう?
家族や友達と集まる日なので。
友達にシリコンバレーでの花火を誘われたけど、暑いからう~ん。
退屈している三男に、「近くの花火見に行く?」
新居の近くでも花火があるので、アパートのルーフトップに行ったら見られるでしょう。
ただ、ここも暑い。
ふと思いついて、「サンフランシスコに行く?」と息子に聞いたら、「うん、行きたい。」
さて、相変わらず連絡がマメでないエンジニア君。
一日空いて、独立記念日のメッセージが。
もちろん安定の、絵文字もなにもなく~(笑)。
私はお返しの返事とともに、「サンフランシスコに花火を見に行くの。」
彼は、「どうやって行くの?」
ヘッ??
私が、高速道路を運転しないのを知っている彼。
でも、当然電車でしょう??
私は、「電車で。」
彼は、「夜帰ってくるとき、電車は気を付けて。」
かわいいですね、、、
サンフランシスコに住んでいる人の多くが、初めてのデートでも「市内に来る?」と言うのです。
好きで住んでいる人が多いので、行く場所がたくさんある自慢なのは分かるのですけど、そこには「郊外に行くのは面倒」という気持ちが絶対に入っている。
エンジニア君は、一度も市内に来る?と聞いてきたことはありません。
私の方に出向くのがデフォルト。
私の安全を第一に考えてくれているのが分かります。
そして、それを口に出さない。
サンフランシスコに住んでいる人で、「距離があるけど、デートするならどうする?」最初に聞いてくる人は、即ブロック。
もしくは、「交互に行き来しよう」、と言ってくる人も。
それは、私が言うことであって、男性が言うことではありません。
口下手なエンジニア君だけど、こういうところが本当に誠実だな、と思います。
テキストがマメで、絵文字が多かったりする人は、楽しい。
だけど、普段の場でどういう言動を取るか、というのは会ってみないと分かりません。