大事にされていると感じる時 | 50代での再出発

50代での再出発

アメリカ生活、恋活、ファッション、美容のことなど。

50代で離婚、3人息子の母です。

次男はアメリカ軍のパイロット訓練生。

時々親としての葛藤と、息子の軍隊での様子も書いています。

*アメンバーの募集は現在しておりません。

こんにちは。

 

アメリカは独立記念日です。

 

ボランティアをしている軍隊ママのグループは毎年、パレードに参加。

 

会の集まりがある市で行われるものは、毎回ニュースに取り上げられる大規模なものです。

 

高級住宅地なのに、保守主義で軍隊にとても理解のある場所。

 

去年は初参加のはずが、息子の将校訓練学校の卒業式から帰宅した翌日で、あまりの疲れで断念。

 

 

 

 

今年は、と張り切っていたら、熱波。

 

う~ん、炎天下で数時間ってムリ、、、

 

参加する人は、息子の写真を大きく伸ばして、飾りを付けたものを持って歩くのです。

 

パレードの様子を他のお母さんに聞いたら、「ティッシュを用意してなきゃだめよ。」

 

「いろいろな団体が参加するのだけど、私たちのグループにはひときわ大声援があって、皆さん立ち上がって、敬礼する人までいるの。」

 

「それはそれは感動的なんだから。皆さん、”ありがとうございます、国のために。” って。」

 

「涙なみだよ~。」

 

 

 

 

代わりに何をしよう?

 

家族や友達と集まる日なので。

 

友達にシリコンバレーでの花火を誘われたけど、暑いからう~ん。

 

退屈している三男に、「近くの花火見に行く?」

 

新居の近くでも花火があるので、アパートのルーフトップに行ったら見られるでしょう。

 

ただ、ここも暑い。

 

ふと思いついて、「サンフランシスコに行く?」と息子に聞いたら、「うん、行きたい。」

 

 

 

 

さて、相変わらず連絡がマメでないエンジニア君。

 

一日空いて、独立記念日のメッセージが。

 

もちろん安定の、絵文字もなにもなく~(笑)。

 

私はお返しの返事とともに、「サンフランシスコに花火を見に行くの。」

 

彼は、「どうやって行くの?」

 

ヘッ??

 

私が、高速道路を運転しないのを知っている彼。

 

でも、当然電車でしょう??

 

 

 

 

私は、「電車で。」

 

彼は、「夜帰ってくるとき、電車は気を付けて。」

 

かわいいですね、、、

 

サンフランシスコに住んでいる人の多くが、初めてのデートでも「市内に来る?」と言うのです。

 

 

 

 

好きで住んでいる人が多いので、行く場所がたくさんある自慢なのは分かるのですけど、そこには「郊外に行くのは面倒」という気持ちが絶対に入っている。

 

エンジニア君は、一度も市内に来る?と聞いてきたことはありません。

 

私の方に出向くのがデフォルト。

 

私の安全を第一に考えてくれているのが分かります。

 

そして、それを口に出さない。

 

 

 

 

サンフランシスコに住んでいる人で、「距離があるけど、デートするならどうする?」最初に聞いてくる人は、即ブロック。

 

もしくは、「交互に行き来しよう」、と言ってくる人も。

 

それは、私が言うことであって、男性が言うことではありません。

 

 

 

 

口下手なエンジニア君だけど、こういうところが本当に誠実だな、と思います。

 

テキストがマメで、絵文字が多かったりする人は、楽しい。

 

だけど、普段の場でどういう言動を取るか、というのは会ってみないと分かりません。