先日の火曜日、りゅーとぴあで行われた、医療従事者の方々に感謝の意を込めたブルーライトアップの点灯式にて、演奏させてもらいました!
写真はりゅーとぴあの公式HPからお借りしました。横で座っていらっしゃるのは中原市長真顔

密にならないよう、一般公開はされずメディアに向けてのみの演奏でしたが、ひっさびさの人前での演奏でめっちゃ緊張しました。
あと中原市長が近くてめっちゃ緊張しました。

テレビなど報道各社来てくださったので、当日の夜から昨日は県内ニュースでぽつぽつ流れたようです。
テレビ見たよー!!とたくさんご連絡頂き、私と母のスマホが鳴り止みませんでしたびっくりどひゃ

ホール職員の友人が撮ってくれた動画

ニュースではこんな感じで流れました。


今回のこのライトアップは、コンサートなどの中止が続いている今、新潟の文化芸術の灯火が絶えないように、という新潟の文化関係者からの声もあって実現しました。

私自身としては、医療従事者の方々への心からの感謝を込めて、一曲一曲選曲し、演奏させて頂きました。

そして、音楽を含めた文化・芸術の存在価値というものを考えながら、演奏への準備をしていました。

このようなイベントに費用をかけるなら、もっと直接的に現場に還元してほしい、というご意見を持つ方もいらっしゃると思います。
私も今回のイベントは、世間の皆様にどう受け入れられるのだろうか、と考えました。

演奏がテレビで流れて、喜んでくださった方々からたくさんメッセージをいただきました。その中に「音楽を続けることに希望が持てた」とありました。
このメッセージをみて、演奏して良かったな、と心から思いました。

私たちアーティストは、人間の生に直結しないいわゆる「娯楽」を提供している立場です。
この未曾有の事態の中、優先されるべきは人命であり、人間らしい生活の確保です。

ですが、人は希望がなければ、生きる活力を失います。
希望は、心を動かされた瞬間に生まれます。
それを提供するのが、私たちアーティストです。

コンサートやライブが中止になって悲しい。
美術館や動物園が休館で行けない。
音楽を聴きたい、美しい作品を見たい。それは人間が感動を求めているから、そこに足を運ぶのだと思います。


ブルーライトアップイベントは、色々な見方があると思います。
医療従事者の方々への感謝と尊敬の思いを込めて
そして、文化・芸術のある暮らしを一日でも早く取り戻せるよう願いが込められたライトアップです。

りゅーとぴあは今月末まで、このライトアップをするそうです。ぜひご覧になってみてください星空