これまでのあらすじ：イタリア着いて寝て起きて朝ごはん食べた。シモーナのスタジオへ行くとそこには…？
てなわけでここがSIMONA と BERNARDO のスタジオ。
ふたりは今年3月の日本大会に来てくれました。シモーナはイタリアン・ポールダンス・フェデレーションのボス。イタリアはまだポールダンスがフィットネス・アートとして定着し始めて数年だそうですが、ここ最近で急激に良い選手が増えてまいりました。そんな勢いのあるイタリア・ポールダンス界は今後も要注目という気がします。
ちなみに2人の来日の際の様子はこのへんのブログで見れます↓
http://ameblo.jp/reikoint-talk/archive1-201103.html
アーチ型の天井を改造して、Ｘポールを立てやすいような平面な部分を作ってました。
こじんまりしているけど、あたたかみのあるデザインのきれいなスタジオ！
びっくりしたのは、ポールとポールの間がかなり狭いこと。
これだとおおきな回転ができないのでは？ と思ったのですが、
どうやら、あまり「おおきな回転をする」文化がないようです。
（それに、いざとなったらＸポールをはずせばいいんだものね）
余談ですが、
その国の「ポールダンススタジオの作りの流行」が「その国の選手の演技のスタイルに影響する」というのが、海外勢と交流するうちに実感としてわかってきました。
たとえばオーストラリアでは、直径30数mmの細い、そして非常に長い、特注スピニングポールが各スタジオにそなわっているのが主流らしいです。そのためオーストラリアの選手はスピニングの扱いに長けており、どれほど回転力が体にかかってもふりまわされない「ホールド力」の高い選手、またホールドの際のポージングやラインを美しく見せることができる軟体の選手が現れやすい。
※ここで突然ポールダンス豆知識（このブログ見ている人ほとんど知ってるかもだけど）：
スピニングポール＝ポールの根本などにベアリング装置が仕込んであり、力をかければ回転扉のように、ポール自体が回転するタイプのもの。
スタティックポール＝動かないポール。簡単に言っちゃうと垂直に設置された登り棒。
どんなスタイルにも良さとマイナス面があります。
ここからどんな選手が育つのか、学べるところは学びたいなーと思いました。
バーティカル・ドールズ・スタジオのウェブサイト
http://www.verticaldolls.com/
http://www.facebook.com/pages/Vertical-Dolls/134080136610558?sk=app_4949752878
バーティカルドールズのお隣は、レストランになってました。
それもザ・ローマなレストラン！！
機内食以来なんにも食べてなかった我々は、
初のイタリアにあるイタリア料理屋さんにテンションがマックスに！！！
さっそく頼んだパスタは・・・激ウマでした。
素材をいかした味付け・・・ ひろがる素材のうまみとチーズのかおり・・・
ニョッキなんて口にいれた瞬間「今まで食べてきたニョッキってなんだったの？あれ嘘じゃないの？みりんとみりん風調味料ぐらい違うんじゃないの？？」とイタリア人ウェイトレスさんに日本語でまくしたてたくなるぐらい美味しかったです！
だがしかし！！
パスタは日本でマ・マーの「ゆで時間7分」スパゲッティとか食べていた我々の想像を超える太さ＆固さ！ アルデンテのうどんって感じ！ かみごたえ十二分！！ 食べ終えたころには胃が重すぎて死にそうに！！
さらに
炭水化物ばっかだとアレよね 健康に悪いわよね？
ってことで「新鮮な野菜のグリル リコッタチーズ添え」みたいなメニュー頼んだんですけど
これ・・・ 「新鮮なリコッタチーズ 野菜のグリル添え」じゃないかな・・・比率的に
他のテーブル見てみると みんな平日の昼間っから巨大な肉料理やリゾット、パスタをワインぐびぐび飲みながらすごい勢いで食べてました。
イタリア人すげえ。
さて おなかがいっぱいになったあとは、夜のウェルカム・ディナーまで時間があったので
憧れのローマを観光しよう！！となりました。
ほんとにーー 見事なぐらいーー
建物とか 道路の感じとかーー
オッシャレ―――なヨーロッパそのもの！！
↑トレビの泉！！本物すっごいでかかった！きれいな真っ白な彫刻・・・ものっすごい暑い日だったせいもあってまぶしかった！！
しかしここで残念なお知らせ！！
スーパー観光地以外、ローマ市内の道は、
犬のウンコとたばこの吸い殻が10メートル間隔ぐらいで落ちてます。。。。
もう転んだらオシマイって感じです。
喫煙率は半端ないです。ていうかそのへんのおまわりさんが歩きたばこで仕事してます。自由すぎる。
人々の車の運転も全体的に荒いです。
ていうか知ってました？ イタリアの信号、赤信号だけ他の色の2倍以上でかいんですよ。
それでも余裕で信号無視して横断歩道つっこんでくる車がいるらしいです。なんという向こう見ず。
スリとかには幸い全然あいませんでしたが、
何かを売りつけようとする方とか、物乞い系な方とか、ワンサカワンサカいました。もうワンサカ祭りでした。
地下鉄乗ってたら綺麗なバイオリンの音が聞こえて「すごいなーイタリアの地下鉄はクラシックとか車両に流すんだなあオッシャレーーー」と思ってたらどんどん音が大きくなって振り向くと、
バイオリンをひくおじさんと、お金もらう箱を持った小さな女の子がいて、
すごいなあ自由だなあたくましいなあと思いました。
（ちなみに車両に乗ってる普通の乗客のみなさんは見事にスルーしてた）
つづく！
-スタッフＨ
LUXURICA
http://reikoint.com