こんにちは。
気が付いたら、人生の半分以上オーストラリアに住んでる事になっていた、シングルマザー歴2３年、リメディアルセラピスト、桔梗のブログの部屋へようこそ。
ご訪問ありがとうございます。
私のオーストラリアの人生経験、国際結婚、DV、国際離婚、裁判、鬱、カウンセリング．．．人生最大の激動の頃についてはコチラからどうぞ
『虚家族』の今までのお話はコチラから
『DV家族の肖像』これまでのお話はコチラへ
2021年から原稿を書き始めて、出来上がったら一番最初に読んでもらおうと思っていた母は、昨年の4月に逝ってしまった。
それでも書き続けて、やっと出版にこぎつけたので今日ここでお知らせしたいと思う。
タイトルは『幸せの階段 DV、国際離婚、シングルマザー あがいて掴んだ幸せの軌跡』
出版のきっかけはこのブログ。
電話での話し合いにも応じず、一方的に自分たちの常識を『日本の常識』と押し付け私を非難する家族に対して、セルフカウンセリングも兼ねて私の人生観を発信し始めた。そして、それを読んだ出版社から自費出版のチャンスを頂いたのだ。
私は1999年から数年、DV元夫との別居、離婚のゴタゴタの最中に余りの辛さに命を断つことを考えた瞬間があって、この時が人生のどん底だった。そこから少しづつ人生の階段を上っていって、数年後に振り返ってみたら随分高い所まで登っていることに気付き、凄く心が軽くなっていると感じたときにカウンセラーから言われたことがあった。
「本を書いてみたらいいよ。君の経験が今度は人の役に立つんじゃないかな。」
あれから20年の月日が流れてこのお話を頂いたとき、母は85歳の超熟年離婚をした1年後のことだった。
インターネットを使いこなせない母には私のブログも読んでもらえなかったので、この本を書いて母に一番最初に読んでもらおうと思った。本が出来上がってからサプライズで渡そうと思っていたから、母は私が本を書いていることを知らずに逝った。
DV・モラハラ被害者だった母を理解出来なくて、冷たい家庭に嫌悪感を抱いていた子供の頃。自分がDV・モラハラ元夫と結婚して経験したDV被害者の孤独と悲しみの心理。それを経験したことによって初めて母を理解できるようになった喜び。そして、不幸のどん底を経験した者同士だから感じられる『幸せ』。
84歳で離婚訴訟という人生最大の決断をして、それを一人で実行し、85歳で離婚を勝ち取って自分自身を籠の中から解放し、そして87歳で逝った母。私はそんな母を心の底から尊敬している。
母の死後、多くの方々からお悔やみと母の生き方に敬意を表するお言葉を頂き、私は母の娘であることを誇りに思った。母は人生の最後の最後にとても険しい『幸せの階段』を一人で上り、最後に満面の笑顔を私に残して逝った。
この本には、私自身の人生の学びと「幸せの階段」を少しづつ上って『とても幸せ』と思える人生に辿り着くまでのステップを書き綴った。だからこそ私は母に読んでもらいたかった。
今日、9月30日は亡き母の誕生日だった。
2年前の誕生日の日、お互いにケーキを買ってオンラインコールで誕生日を祝った。
「来年はお母さんの米寿だから、日本で一緒に誕生日を祝おうね。」
とそう約束したのが昨日のことのようだ。
母はもうとっくに知っているだろうけれど、今日、母の誕生日に本の出版のお知らせをすることにしました。
ペーパーバックで、購入はAmazonから出来ます。購入ご希望の方はコチラからアクセスして下さい。
https://amzn.asia/d/apea2I8
購入後に本に不具合がございましたらご連絡ください。
海外でも購入は出来ますが、日本国内に比べ送料と時間が多少かかります。
11月に再渡日するのですが、その際に少し本を買い付けて来ようと思っております。
オーストラリア国内で購入ご希望の方いらっしゃいましたら、DMでご連絡ください。
購入ご希望先着20名様に、送料無料でお送りさせて頂きます。
そしてお願いです。
本を読んで「良かった」と感じて下さったら、是非レビューを書いて頂けると嬉しいです。
私のブログを読んでくださる皆様と、ここまで手取り足取り出版まで支えて下さったGalaxy Booksさんに、心から感謝を申し上げます。
「本当にありがとうございます。」
記事を気に入って頂けたら、ポチッとして下さると嬉しいです
