こんにちは。

気が付いたら、人生の半分以上オーストラリアに住んでる事になっていた、シングルマザー歴22年、リメディアルセラピスト、桔梗のブログの部屋へようこそ。
おねがい

ご訪問ありがとうございます。グリーンハーツイエローハーツ

私のオーストラリアの人生経験、国際結婚、DV、国際離婚、裁判、鬱、カウンセリング...人生最大の激動の頃についてはコチラからどうぞ

 

 

 


『虚家族』の今までのお話はコチラから

 

 

 

 

 

 




 今、日本にいる。

 母の四十九日の為だ。

 母の家に届いていた公共料金の支払いを銀行で済ませてた後、流石に午前11時にもなったら起きてるだろうと思って実家を訪ねた。
 前回は、母の死に悲しんでいる時に固定資産税の話をされたので、何気にゲンナリしたのだが、今回は流石に会って話をしたほうがいいと思った。

実家の掃除も2年以上していないので、せめて1日は実家の掃除をして、私の学生時代のアルバムや写真をオーストラリアに持ち帰りたいと思ったのだ。

 勝手口が入り口になっているのでそこをノックしたのだが、耳が遠くなってるので聞こえなかったらしい。
 なので電話を入れた。

父:「はい、一ノ関です。」

私:「あ、お父さん、私。桔梗です。今、外にいるので開けてくれない?」

父:「外?...いつ来たんだ?」

私:「昨日着いた。」

父:「昨日...?」


私:「今外にいるから、開けてね。」

 電話口の父の声が、外にも聞こえて来る。私は電話を切って待った。


 ...が、待てど暮せど父は勝手口に来ない。

 (え?何?無視〜ぃ?)

 そこで、玄関に回って呼び鈴を押した。
 ベルは鳴っているが父は一向に出て来ない。
 裏庭に行って窓を叩いて呼んだ。

私:「お父さん、開けてくれない?話があるんだけど。」

 ウンともスンとも言わない。
 もう一度勝手口に回って電話をかけた。
 ベルは鳴っているのだが、電話を取ろうともしない。
 またドアを叩いて呼んだ。

私:「お父さん、開けてくれない?話があるんだけど!!」

 ..........

 

 (お〜っつ、完全無視か?😅😅😅アタシ、自分のアルバムが欲しいんだけど)
 

 怒りも湧かない。

 (何でや?開けない理由は。...まさかブログのせいか?)

 父は『ネット』というのを知らない。だからブログは誰かが紙にコピーして渡さない限り読めない。ブログを読んだ誰かが父に言うしか知る手段は無いのだ。

 

 (それにしても、老人大学で『自己啓発』を学んだ人とは思えへん行動や汗汗😅)


 さて、その午後に母方の実家で晩餐をして、その後にドラッグストアで買い物をした後、娘と一緒にもう一度実家を訪ねる事にした。

アリス:「おじいちゃん起きてるの?もう10時だよ?」

私:「絶対起きてる!」
(午後九時に閉店セール狙ってスーパーに行く人やもん😅)

 果たして実家の台所には、煌々と灯りがついていた。私は再びドアをノックした。
 
私:「お父さん、話があるんだけど。開けてくれない!」

 と、居間から父が台所に入って来る気配がした。


アリス:「あ、丁度来た!」

 私はすかさずドアをノックした。...が、返事は無かった。流し場の窓を叩いて呼んだ。

私:「お父さん!開けてくれない?お父さん!」

 
 (台所で動く気配はある)...が、しかし
静寂...


アリス:「おじいちゃん!私、アリス!孫まで無視するの!?」


 全く無関心...。


私:「完全無視やね😅」

アリス:「ホントに、一ノ関家って変だよね。🙄」

私:「開けない理由あるなら面と向かって言えばいいやん!
アタシ、アルバムと写真持って行きたいんやけどね。」


アリス:「おじいちゃんに頼んでも、探せないでしょ?」

私:「頼みたくとも電話にも出えへんし〜」



 笑うしかない。😅😂🤣
 そんな無視して何になるん?
 こっちは母が自分の為に購入した警備会社の機器を、母の死後にわざわざオファーしてあげたのに、ありがとうも無し。

 最初は相変わらず「警備なんて要らない!」という父だった。がしかし、母の事を話して、

 

私:「東京にいる娘(イラクサ)の、お父さんに対する負担を減らしてあげるのも親の愛情じゃないの?」


と説得して、本人も妹と話して納得して警備器具の移動の手続きをしたと思っていたのだが、連絡していた妹のイラクサからは丁寧なお礼の言葉を貰ったが、貰うものは貰って、当の本人の父は無視かい?😅😅😅


 (ありがとうの一言もないし〜。そういうもんに対する感謝が無いから母から離婚されたんやって言うたやん😅😅😅汗汗


 まあ、そういう発達の問題があると診断が付いてるから、私は父を怒る気にもならない。


アリス:「一ノ関家って、直接話しをしないから弱虫だよね。」

私:「まあね。でもさ〜、あれを結婚してからず〜っとやられてた母の苛々が、私も子供の頃は分かんなかったんだよね。色々経験して、お母さんの気持ちを理解出来るようになれてホンマに良かったわ〜。」



 こうやって父の事をブログに書くと、弟と妹は「非常識だ!」と言って来る。

 
せやけど、その非常識な父の言動や行動で傷ついた人間の心に対してはどう思うんやろ?.)

と私は思ってしまう。

 こうやって父の行動や言動に対して『ムカつく〜💢』と怒りを発するよりは、『何考えとんのやろ?』『いや〜、何も考えとらんちゃう?』と、笑い🤣に変えていかないと、人の心はいいように踏み躙られて、下手したら鬱病になってしまう。
 
 経験者は語る...なのである。

 

 父、完全無視...の巻でした〜。

 

 

 

記事が面白かったらポチッと押して頂ければ嬉しいですラブ
 ダウン
にほんブログ村 海外生活ブログへ

ダウン