前回のつづきです。
いちごぱんだ いよいよ初めての子宮鏡検査です
着替えを済ませて準備万端で15分程経過。
安静室の個室から、いざ、手術室へ。
スリッパを履き替えて、診察台に乗って。
おお、やっぱり“手術室”だけあって、どこの病院も肌寒いっすな。
お初にお目にかかる男性の先生が今日の担当のようです。
「よろしくお願いしまーす」 ←まだ余裕
看護師さん2名が優しく案内・介助してくれます。
背もたれが倒れて、血圧測定。
看護師「余裕があったら左側のモニターに映るので見ててくださいねー。」
診察台が開脚して、クスコが入れられます。
先生「器械が入りますよー」
看護師「痛くないですかー?」
「大丈夫でーす。」 ←まだまだ余裕
スコープが挿入されても、少し押されてる感じがする程度。
私もモニターを見ながら、「ほう、子宮の中ってキレイね~」なんて余裕こいてた。
すると先生、一旦スコープを抜いて、
先生「子宮の入口の角度がきつくて入らないから、入口をちょっと引っ張りますよ」
引っ張るどうやって引っ張るのさ笑
意味がよくわからないけど、とりあえず
「あ、はーい」
先生「ちょっと痛いよー」
数秒後、
ずーーーーん
激痛、、、、、、
多分これはまだ引っ張られているだけで、
数秒後、スコープが入るとさらに
ずどーーーーーん
下腹部をバズーカで打ち抜かれたかと思いましたよ
私、相当ガマン強い方ですけど、さすがに顔が歪んで、
うううぅーーーと思わず唸り声が漏れてしまうくらいの激痛
さらに、水圧なのか、スコープの刺激なのか、軽ーく便意笑
看護師さんに言われなくたって、いつも自分が患者さんに声かけてるように、全身の力を抜くべく口から息を吐く~ 息を吐く~ 息を吐く~
看護師「痛いですよね、もう少しですからね!」
と横で寄り添ってくれる。
そして血圧を測り、やや徐脈、血圧低下傾向のためか、
看護師「気持ち悪くないですか?倒れそうな感じはないですか?」
としきりに聞いてくれる。
けど、私、もうまともに返事ができません。
と、
と、
とにかく早く抜いてくださいぃぃぃぃーーーー
かろうじてモニターを見てると、ほよほよ白っぽいものやら、ぽこぽこしたものやら。
もう目に焼き付けることに意識を集中して、できるだけ痛みから気を逸らそうとするんだけど、あえなく敗退。
あんまり見たものも焼き付いてません
お股から水が流れる感じを残しつつ、終了。
先生「今日はこの後、卵管造影ですよね。その時に入れる管(バルーンのことか?)も入りにくいと思うから、今入れちゃいましょうか!」
いや、と、とにかく早くその引っ張ってるやつを取ってください!
もうなんでもいいです、入れるなら入れてください!!
と心の中で大声で叫んでいました。
すると、看護師さんが先生に耳打ち。
ポリープがある場合は今日は造影せずに除去を優先
と、主治医コメントがあったらしいのです。
あああぅ、また卵管造影はお預けなんすか~
先生「じゃあ、今日はこれで終わりですね。卵管造影はポリープ取ってからですね。」
濡れたお尻を看護師さんに拭いてもらい、ゆっくり起き上がります。
看護師「気持ち悪くないですか?ふらふらしませんか?」
と、まだ心配してもらいながら、独歩で退室。
私、そんなに顔色悪かったのかな。
そして気づきます。。。。
あ、卵管造影前のブスコパン、フライングで飲んでしまったよ
こないだ看護師さんが、子宮鏡終わってから飲んでねって言ってたのは、こういうことがあるからだからなのか、、、
ま、正直に話して、次の時にはまたもらいましょ。
リクライニングの個室に戻って、ナプキンつけて、お着替えをします。
下腹部には生理痛のような鈍痛が残り、たった15分程度の検査なのに、疲労感たっぷりです。
診察室のフロアに行くと、待合室のソファーはほぼ埋まってて、立ったまま待っている方がたくさん。
いや、私座りたい、、、
かろうじて1個だけ空いてた隅の隅のイスに座って、結果説明まで待機。
卵管造影は痛いって聞いてたから覚悟してたけど、
子宮鏡検査がこんなに痛いものだなんて(普通は痛くないんだろうけどさ)、初耳ですよ
ボルタレンなんて、気休めにもならなかったわ
その③へつづく。