こんにちは。
いちごぱんだです。
出産レポラストです!
2020年9月 不妊治療クリニック通院開始
2021年6月 顕微授精へステップアップ(40歳)
2022年3月 PGT-Aに参加(41歳)
2022年7月 PGT-A正常胚移植→陽性
2022年9月 クリニック卒業
2023年4月 第1子男児出産!(42歳)
通算 採卵6回、移植3回
このまでの経過はコチラ
顔なじみのI先生に
取り上げてもらえる安心感を抱きつつ、
予想もしなかった吸引分娩で
やっとこさ誕生した我が子
血まみれ&なかなか産声をあげなくて
心配しましたが、
NICUの先生にしっかり診てもらい
問題ないですよ、とのこと
18:35
ベビさん誕生から5分後、
さらにグリグリお腹を押されて
胎盤娩出!
その直後から
痛すぎてなのか、寒くてなのか、
再びシバリング(震え)が止まらず
歯がガチガチいっちゃうくらい。。。
頻脈にもなり先生に心配されるけど、
血圧はむしろ高め。
ベビさんの様子を横目で気にしながら、
私自身は会陰切開&裂傷を縫合されます。
この縫合がまた痛いのなんの
局麻を使ってはくれたんですが、
全然足りてません〜
陣痛MAXの痛みに比べたら
確かにかわいいもんですけど、
これはこれで痛いですよ、、、
産道の裂傷は結構ザックリいったみたいで、
先生が時間かけて丁寧に縫ってくれてました。
なんだかんだ1時間近くかかったと思います
最終的に何針なのか分からないくらい、、、
切開の部分もかなりの長さ
←後に切開創を鏡越しに自分で見て、
ドン引きしました
でも、血腫もできなかったし、
肛門は無事だったのでよかったです。笑
自ら縫合までしてくれたI先生には
本当に感謝です。
分娩時の出血量が500ml以上あり、
(500ml未満は正常)
輸血はすぐには必要ないけれど
明日の採血結果を見てどうするか判断
するとのこと。
そして通常より長めにLDRで
経過観察することになりました。
19:30
縫合が終わり、
ダンナさんの面会準備をする間に
ちょっとだけベビさんを抱っこさせて
もらいました
ちっちゃくてもちもちふわふわ
幸せホルモンがどばどば出ました〜
19:45
バースプランに書いていたのですが、
夜勤→日勤→夜勤と助産師が代わる中で
ちゃんと申し送りされてなかったようなので、
「あとで胎盤見せてもらってもいいですか?」
と言ったら、
「あ、見ます?じゃあ、今」
と用意してくれました。
人生で2度目に目にする胎盤!
(1度目は看護学生の時に実習で見学させてもらった)
「すごく立派な胎盤ですよー。
臍の緒は細くて長いですね。
普通は50cmくらいですけど、
60〜70cmありますね。
こっちが子宮側に張り付いてて、
この膜が赤ちゃんを包んでたんですよ」
と助産師さんが教えてくれました。
胎盤も臍帯も、
とってもキレイでした
これが9ヶ月間ベビさんを
お腹の中で育ててくれたんだと思うと、
「お世話になりました、ありがとう」
と自然と口にしていました。
19:55
ベビさんは保育器に入れられ
(コロナ感染予防のため)、
ダンナさんが面会に来てくれました。
ここの病院では、
分娩後2時間以内に1時間だけ
保育器越しの面会が許されています。
が、
パパはベビさんを抱っこすることも、
触ることもNGです
←かわいそう、、、しかも退院まで会えないのに
それでもダンナさんの顔を見たら
なんだかホッとしました。
ダンナさんは保育器の中の小さなベビさんを
目を潤ませながら覗きこんでました。
触りたくて仕方ないって感じで。
そして、
「何よりもちゃんが無事でよかった」と
何度も何度も言ってくれました
←分娩で命を失う場合もあるっていう話を何度もしてたので、、、
20:30
夜ごはんが来ましたが、
お腹は空いてるのに食欲がなくて
食べられず
(ハンバーグおいしそうだったな〜)
おやつに来ていた
小さいパンケーキだけ食べました。
21:00
面会終了、
ダンナさんとはこれで退院までバイバイ
21:30
カンガルーケア
母乳なんて出ないけど、パイを吸わせてみる。
ベビさんは気まぐれにチュパチュパしてみる。
あぁ、なんてかわいいんだろう
分娩後の持続的な出血はなく、
バイタルも問題なしで、
翌朝まで経過観察となりました。
22:30
分娩から4時間後、
トイレへ行くように促されました。
分娩台の上で体勢を変えるのだけでも
会陰が痛いのに、トイレとは、、、
座るのももちろん痛いし
(なんとか体は起こせるけど、
お尻に全体重かけられない)
立つと、重力でお股に血流が集まるせいか
これまた痛い
お股を押さえながらペンギン歩き
尿意は全くなかったけど、
便座に座ったら反射的にお小水出ました
が、予想通り、
傷に染みるーーー
そういえば、
陣痛中にどこかのタイミングで一度だけ
導尿されたんだった。。。
帝王切開準備の時だったか、
子宮口全開になってからだったか、、、
膀胱がいっぱいだとベビさんが
降りて来れないからってことで。
人生初の導尿でしたが、
陣痛の痛みが強すぎて
尿道にカテーテル入れる痛みは
全然感じませんでした
22:45
LDR退室。
入院の病室まで歩いてもいいし、
車いすでもいいし、
と助産師さんに言われたのですが、、、
歩くのも会陰の傷に響くし、
かと言って座ることもできない
ということで、
バスタオルを丸めて作った簡易円座を
車いすの座面に敷いて座り、
でも全体重をお尻にかけられないので
両肘を手置きに乗せて体重を分散させ、
自分の脚で車いすを自走して
移動することにしました
こんな感じで
自分の起居動作すらままならない
状態だったし、
なんせ前日は深夜に破水してしまい
2時間しか眠れていなかったので、
この日はベビさんは新生児室で
預かってもらうことにしました
23:07
病室に移動してから、
LDRにいた時より痛みが増強。
痛みの強さは6/10。
先生からは
「痛みは今日明日がピークだから、
無理せず痛み止め使ってね」
と言われていたので、
早速ロキソニンをもらい内服
ロキソニン内服で効くのか?!
と半信半疑でしたが、
飲んで20分くらいで寝落ちしました
こうして自分史上、
最も濃くて壮絶な1日が終わりました。。。
高齢ながら
妊娠経過を順調に過ごせたこと、
無事に出産できたこと、
色んな形でサポートしてくれた皆さんに
心から感謝しています。
目に見えないくらい小さな胚盤胞だった命が
丸々1年をかけて(採卵したのが昨年の4/12でした)
こんなにかわいらしいベビさんとして
私たち夫婦のもとに来てくれたことが
本当に不思議で奇跡的で
未だに信じられない気持ちですが、
これからも大切に大切に育てていきます。
ダンナさんは保育器越しに面会