「今日も顔晴ろう!」

      reimaruです



夫が帰らなくなり

半年以上が過ぎた年末のある日。


私はひとり押入れの天袋を片付けていました。


椅子を使って登り手を伸ばしたその時!

私はバランスを崩し、

高所からそのまま落下してしまったのです。


ガッシャーーン!!!


激しく床に叩きつけられました。


激痛とショックでしばらく床に倒れ込み

同時に左脚にイヤな脱力感を感じました。


「これは立つ事は出来ない」

そう悟りました。


這いつくばってたどり着いた電話で

かけた先は夫の携帯電話でした。


救急車でもなく誰でもなく

夫に助けを求めたのです。


夫が出てくれるかも…わずかな望みをかけていましたが、案の定留守電でした。


「やっぱり出るわけないか!」


その事実を受け止めるだけでした。


それよりも…

救急車を呼ぶにも家には私ひとり。

落下したのは2階の部屋。


玄関のドアには鍵がかかっていました。


近くのアパートに住むお嫁さんに連絡し、

救急車を呼んでもらったのです。



どうにか病院へ運ばれ、おりた診断は、


「左脚大腿骨骨折」。


緊急手術が決定しました。



今までの私なら

「最悪。。なんでこんな目に合うの…」と、

嘆き悲しんでいたでしょう。



ところが不思議と


「この大怪我をした事には意味がある。

絶対良い方向に動く。」


なぜか冷静にそう確信していました。



継続していたセッションで

新たな気付きを深めていた私は

不思議と希望すら感じていたのです。

(手術前の吊っていた脚の痛みはそりゃ激痛でしたけど…💦)



病院側から

「ご主人に手術の説明をしますので

連絡をお願いします」



まさか夫は家出中だとは言えず、

夫には次男から連絡をしてくれました。



手術の説明を聞くために夫が病室に現れました。

7ヶ月ぶりに私に発した言葉は、


「全くお前は何をやっているんだ!」


心配など一切ない非情な言葉でした。



けれど私はその言葉さえも

気にならなくなっていました。


むしろその言葉は夫を通して私自身に


「夫との関係がこのままあやふやで良いの?

本当は違うよね?何をやってるの!」


そう知らせていると思えたのです。




「来てくれてありがとう。

面倒かけるけど…よろしくお願いします。」


私はそう言葉を返しましたが

夫は黙ったままでした。



手術を無事終え、

麻酔から醒めそこに見えたのは夫の姿。


無言で私を見つめるその姿は、

何より私を安心させてくれたのでした。



手術6日後の大晦日。外泊許可が出ました。



そこに私を迎えに来てくれたのは夫でした。


てっきり息子が来ると思っていた私は

少し驚きながらも「来てくれてありがとう」と伝えましたが、相変わらず無言。

それでも夫への感謝の想いが溢れていました。



自宅には息子家族が出迎えてくれました。


玄関先でふらつく私を息子が支えられずに

アタフタしていた時でした。



夫がひょいと私を抱きかかえ

家に入ってくれたのです。


え!!


少し驚きつつもとても嬉しくて

夫の体温を感じながら、

私も自然に彼に身体をあずけました。


夫の本来の優しさを思い出し、

「良い方向に動く」と思えた瞬間でした。



家の中に居た、誕生後に会わずのままだった孫を初めて抱っこする夫。優しくあやす姿。



そんな光景を見ながら


「思った通り事態は良い方向に動く!」


私はそう確信したのでした。



それから5ヶ月後のGW。


停滞していた夫との関係が

大きく動き始めたのです!



次回に続きます



公式LINE 開設しました!


ブログだけでは伝えきれない、感情や深い話しをして行きたいと思います。



ご登録の方に「20分無料zoom相談」をプレゼント中🎁


  登録はこちら

   ⬇︎⬇︎⬇︎


友だち追加