「今日も顔晴ろう!」
   reimaruです



ついに夫から

「弁護士か第三者を入れた方が
いいかもな」


夫は本当に弁護士を
頼むのか…

私も弁護士を頼まないといけないのか…


私は弁護士なんて縁がないと思って来た人生

弁護士に相談って…

それは私にとって
とても高いハードルでした。

が…

ウジウジ考えても仕方ない
行動しなきゃ!

今はもう以前の私じゃ無い!

法律に詳しい友人に相談し、
知人の弁護士さんを紹介してもらったのです。

場所は都内のビルの中の弁護士事務所。

次男が同行してくれました。


想像とは違って
とても明るく広いフロア。

個室に通され待っていると
少し大柄で優しそうな男性が
入って来ました。
担当してくださる弁護士さんです。


「〇〇さん(友人の名)のご紹介ですね
今日はどんなご相談ですか?」


私が夫のこれまでのことや
現状について細かく伝えて行くと
とても丁寧に聞いてくれました。


そして弁護士さんはこう話し始めました。

「状況は良く分かりました。
それにしても女もかなりの強者ですね。
ところであなたはご主人と今後どうなりたいと思っていますか?」


私は答えました。

「夫と以前の様に穏やかにやり直したいと思っています。
それと同時に夫や女の思い通りになんて絶対させないとも思っています。」



すると弁護士さんは


「ご主人と女と戦うのであれば
〇〇(私)さんに勝ち目はあると思います。
あなた次第でいつでも別れる事も出来ますよ。
ただ今は自分の時間を大切にしながら
ゆっくり考えてみるのも良いのではないですか。」




え?自分の時間を…?



意外な答えにちょっと驚きましたが
私の気持ちを尊重してくれているのも感じました。


続けて弁護士さんはこう話されました。


「あなたがご主人と元の様に戻りたいと言う気持ちがあるのであれば、残念ながら私が力になれる事は今はないと思います。
お気持ちが変わったらいつでもご相談にいらして下さい」


どうにか夫と元の暮らしを取り戻したかった
私には少し冷たくも感じる一方で、

"とにかく離婚を進める"という事は
しないのが私にとっては安心しました。


また、弁護士さんの言葉を聞いていて、

この事態は
完全にわたし次第なんだ。
そう思えました。

なんだか力が湧いて来たのを覚えています。



当時カウンセリングを重ねていた私は
この日を境に今まで夫にフォーカスしていた意識を、自分にフォーカスする様になっていたのです。


夫の態度や言葉にビクビクしなくなり
LINEを送っては既読無視に苦しんだり
帰宅するか分からない夫を待つ
あの辛さからも徐々に解放されていきました。

かつての私はもういません。


ひとりの時間を埋めるため
ホットヨガのサロンにも通い始めました。

心身のデトックスと爽快感がたまらず、
1日に2レッスン受けるほどハマりました。


ひとりで過ごす私を気遣い、
息子たち家族が食事に誘ってくれたり
孫との時間を作ってくれた事にも感謝です。


夫とは連絡を取ることはほぼ無くなっていました。

私は自分の時間を少しずつ
楽しめる様になっていたのです。


そんなある日の夕方でした。


突然、夫が家に現れたのです。


決して帰って来たわけではない。
それはすぐに分かりました。


夫の目的はなんなのか…


次回に続きます。