いぶきえみですラブ

 

 

かなり涼しくなって参りましたが

皆さま、いかがお過ごしでしょうか口笛

 

 

中医学では食欲不振のことを

【納呆(のうほう)】と言います。

 

 

といっても、食欲不振の中には

いろんな分類があり、

体質的なものから

慢性的なものや

急性的なものまで

さまざまありますキョロキョロ

 

 

なので、施術をさせて頂く上で

どんな状態の食欲不振なのかを

きちんとお伺いしなくてはなりませんお願い

 

 

『食欲はありますか?』

という問診だけですましては

ならない部分なのです。

 

 

またこの食欲不振の様子を

お伺いする理由の一つに

胃腸の状態を知る上で

とても大切なことです。

 

 

『時間単位あたりからの食の量』から

食欲をきちんと考えるべきなのです。

 

 

例えば【胃気虚】の方の中には

主な特徴としては早く食べられない。

早く食べると胃がもたれる。

ということを言う方がいらっしゃいます。

 

 

逆に言えば、ゆっくりとした時間で

胃腸に優しい食事であれば

食欲不振という症状が

現れにくい、わかりにくい。

ということになります。

 

 

またよく真夏時に発汗過多から

気血の消耗・脾気の低下により

食べる気力がおちる【脾気虚】などの場合。

 

 

食べ物を受け入れる胃がまだある人ならば

食欲がないと言いながら、美味しいものが目の前に

出れば食べれてしまうこともあります。

 

 

別に回りの人などに遠慮して食べれない。

といっているわけではなく

本当に食欲がないんです。

でも胃の受け入れが大丈夫であれば

食欲不振であっても食べれてしまう。

 

 

細かいことかもしれませんが

脾・胃の働きがそれぞれ違うため

また状態によっては

施術も変えていかなくてはならないため

きちんとお聞きしています。

 

 

脾(陰)➔悪湿喜燥。湿気を嫌い乾燥を好む臓です。

胃(陽)➔悪燥喜潤。乾燥を嫌い潤いを好む腑です。

 

それぞれ体内に必要な気血を作りだしている

大切な臓腑です。

 

 

まず、脾胃

(ここでは胃腸のイメージ)の

状態を知るには

 

・食欲の様子

・食事の仕方

・食事の中身

・普段の生活スタイル

(食後の様子なども含めて)

・食事時の気持ち(感情など)

 

などからお客様の食欲状態を

把握させて頂いています。

 

 

この季節の変わり目、

夏の疲れがドッと出やすい時期です。

また胃腸が元気でないと

気力も体力も維持するのが

とても大変です。

 

 

【一日3食食べなくては!!】

と形にこだわるのではなく

胃腸の様子を伺いながら

食事を頂く量・時間などを考えましょう。

 

 

いぶき妻も本当に夏の暑い時

食べれない時がありました。

そういう時は胃腸の様子をお伺いし

生活を送っていました。

 

 

胃腸も人と同じくこの暑い中、

ずっとフルタイムで働くのは

とてもきつく可愛そうですよね。

 

 

今を大事にケアしておくことで

秋バテ・冬の冷えをケアすることが

できます(*^_^*)

 

 

胃腸を休めること

冷飲冷食を避けること

気持ちを穏やかにすること

 

 


これだけでも胃腸さんは

救われます(*^_^*)

 

 

何よりも体内の根源エネルギーを

作りだす陽気を守ることにも

繋がります。