門真市には二つの堤根神社があります。 

堤根神社は茨田の堤を作る際に置かれた神社なので堤根神社と言う名を持ち、その歴史は長いのですが、どうもこちらの堤根神社はそうでは無いらしい… 

 こちらの堤根神社は、1908年に式内社堤根神社の後裔であるとして堤根神社と名乗るようになりました。 

 それまでは、創建年代は不詳、1594年の検地帳には山王宮として記入され、 1725年の検地帳には八剣大明神、1879年には両村神社と名前を変えています。 

 堤根神社を名乗るようになったのは、明治に入って、神社整理のための合祀を免れるための策だったようです。 

 結果的には三島神社に合祀されましたが、1946年、旧地で復興となりました。


ご祭神は、素戔嗚尊、天照大神、大国主命とあります。 


 一度は合祀されたとは言え、この場所は神社として地域の人を守るだけの大きなパワーを持っているのは間違いありません 。 

それは境内にある木や近くに生える楠を見ると疑いようがありません。