枚方市走谷と言う地域の小高くなったところにある加茂健豆美命神社(かもたけずみのみことじんじゃ)。

先ずは読み方が分かりません。
でも、そのややこしい名前から、結構由緒のある古い神社じゃ無い?
そんな期待を抱かせてくれました。

実際に詣ってみると、無人のさほど大きくない神社。
木が生い茂って境内も暗く、薄古ぼけた感じ。
しかも脇には危ないから入るなと書かれた近所の小学校の看板。
これでは、神様が寂しいじゃないか!
そんなことする住民が住む町だからか、ちょっと活気が無く感じるのは私のこと先入観?
やっぱり、神様と住民が近い町は明るく感じる。

この神社の創建は不明と言うことですが、案内によれば、桓武天皇かんむてんのうの勅命により和気清磨呂がこの地を河内の一の宮として、『賀茂の大神』を祭られたのが始まりだそうで、結構古い。
応仁の乱の影響で一切の財宝焼失し、今に残るものはないそうです。
1629年に産土神として再建され、明治五年、蹉跎神社に合祀、明治十五年に現在地に復社し、今日に至るとの事です。