枚方市に氷室と言う地域があります。
氷室と言うくらいだから、氷の保存するような施設でも昔にあったんだろうね~と子どもの頃から思っていたのですが、そのような記録はないと歴史好きの長男に言われてショック。
でも、枚方の中心地から見ると、山の方入っていった少し離れた場所なので、氷室があってもおかしくないよね?と思ってしまうのです。
それくらい田舎の雰囲気を残している地域です。 
今回、私は始めて氷室に行ったのですが、その古い街並みにタイムスリップしたような感覚でした。

厳島神社はその中で大切に守られてきたようです。
社殿の作りから室町時代の創建ではないかと推測されているようですが、もしかすると、それ以前、集落ができた時から、ここで神様を祀られていたのかも知れません。

ここにある末社は奈良の春日大社から譲り受けた物だそうで重要文化財にされているそうです。

それ程大きくもありませんが、落ち着いた雰囲気で、地域の人々がふらっと立ち寄って手を合わせていきたくなるような、魅力的な神社でした。