京都府八幡市の男山の住宅地にある和気神社は公園に隣接してあります。
公園は和気清麻呂が建てた足立寺の跡で平安時代ごろの窯跡があったりと歴史マニアには欠かせない場所かも知れません。

和気神社は元々は別の所だったようですが、周囲の住宅地化のあおりで、この場所に移されたようです。
(道理で妙にきれいなわけです)

ご祭神は和気清麻呂で、彼に縁のある足立寺跡に移されたのはそれなりに意味のあることだったのでしょう。

それにしても、神社の周囲の住宅地は恐らくは戦後に造成された物で、それまでは木の生い茂る林だったのだろうなと思います。
男山の麓には淀川に向かって平地が広がり、そこには畑や集落が昔からあったのかも知れません。
その集落を見守るようにして、お寺も神社もあったのだろうなと、大昔の事を妄想してしまいました。

そう言う妄想が神社巡りの楽しみでもあります。