多くの人が何かの宗教を信仰するときは、そうすることで何らかのご利益を期待していると思います。

そう言う信仰の在り方をご利益信仰と言います。

元々の宗教の発生はその様なものだったのかもしれませんが、時代が進むにしたがって、宗教は精神の進化、真理の探求の場へと変わっていったと思います。

そして、スピリチュアル的に見れば、その在り方の方が、宗教の本来の在り方のように私は思います。

信仰とは、ご利益のためではなく、真理を悟り、魂の成長のため。
ただ、その過程で苦しみから救われるということもあるでしょう。

ご利益は、そんな信仰の入り口として存在するのです。
ですから、ご利益を戴いただけで満足していてはいけないのです。