吉田秋生さん原作というので、氣になってて観てきました。
高校生のとき、テスト前だというのにBANANA FISHを大人買いしたりしたのも懐かしく思い出し、
また大人になってからはYASHAなど読んだなあと。
そのせいか、実写なのに観ていて絵が浮かぶ。。
でも小説などが原作で、それを読んでから観るよりは違和感がない氣がしました。
キャスティングもとてもよかったですし。
さてさて、お話は三姉妹が父親の死を機に、腹違いの四女と一緒に暮らすようになる、というもの。
特にダイナミックな展開とかオチとか、すごい泣けるシーンとかがあるわけではありません。
いろいろありながらも、しみじみと。
といったところでしょうか。
わたしも種違いの弟がいて、会ったことはないんですが、母が死んだからって会わないだろうなあと思ったり。向こうが会いたいっていうならまあ…しかし金は貸さんぞ。ああ、海街の姉妹と違って美しくない!
そして、すずが「お父さんダメだよね…妻子あるのに…」
というところで、
うん。ダメ。
ダメだけど、父は父。あなたはあなただよ。
と言いたい氣もちになったり。
それから、食べるシーンが結構あるんですけど、なにかと美味しそうでした。
休みの日にゆるっと観るにいい映画だったように思います。