からだの具合が悪くて医師に診てもらった。
薬を処方された。
でも、薬をきちんと飲まなかった。
そんな困った患者は、日本だけでなく、欧米でも多い。
医師は、症状に合わせて薬の量を調節して、処方箋を書きます。
でも、ある調査では、最初から飲まない人は、28%、痛み止めを使わない人は65%、次の処方箋をもらいに行かない人は24%、糖尿病や高血圧などの慢性病がある人の31%が、薬をきちんと飲んでいませんでした。
その理由は、薬の必要性を理解していない、薬なんて飲みたくない、薬の使い方がわからない、薬代が払えない、飲み忘れたなどなど。
結果的に、入院や、長期の通院、死亡、心臓発作率が増えた、国民一人当たり30万円近くの無駄な出費になってしまった。
このため、アメリカでは、処方された薬はきちんと飲みましょうきゃんぺーんがあるぐらいです。
▼ 患者サイド
薬に対する患者の不信は、周りや過去の自分の体験や口コミによることが多いような気がします。
患者サイドへの教育も不足している。
薬会社と医療関係者との癒着も気になるところ。
とどのつまりは、患者自身が処方された薬について良く調べることが大切ということでしょうか。