●ステロイド)体重に合わせて薬量を計算 | 潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

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● 子供の薬剤量

みなさんは、子供用の風邪薬の説明書、見たことありますか?

小児用バッファリンだと、錠剤の使用量は次のよう。

 

3歳未満 使用禁止

3歳以上から7歳未満 3錠

7歳以上から11歳未満 4錠

11歳以上から15歳未満 6錠

1日3度を限度とする

 

子どもに薬を飲ませるときは、医師や薬剤師に要相談です。特に小学生以下。親が気がつかない他の病気の症状があるかもしれないし。

 

年齢ごとに薬の量が違うのは、体重が大人に比べて軽いのと、薬を変化させる働きのある肝臓が小さいため。肝臓で薬がきちんと処理されないと、余分な薬が体外に捨てられず、肝臓にダメージがいく。

 

▼ ステロイドの薬剤量

医師によって処方される点滴用のステロイドパルス専用のステロイドと、飲み薬のステロイドは、子どもだけでなく大人も、体重計算で薬の量を決めます。

 

例えば、プレドニゾロンは、1日の薬剤量は、重症/中症の場合、大人は、体重1キロに対し1.0mgが基準です。

 

▼ 薬剤の体重計算方法

英語サイトの説明は、こんなふうでした。

 

体重50キロのヒトの場合

からだは、1キロの塊が50個集まってできている。

 

中症、重症の場合、体重1キロに対し1.0mgで計算。

1キロ×50個×1mg=50mg

薬剤量: 体重50キロの人は、1日に50mgが必要。

 

軽症の場合、体重1キロに対し0.5mgでも効果があることがある。

1キロ×50個×0.5mg=25mg

薬剤量: 体重50キロの人は、1日に25gが必要

 

◎図 線がうまく書けず不均等になってしまいました。ごめんなさい。

 

 

 

▼ ステロイドは、処方箋通りに飲む

ステロイドパルス後に使うステロイドの量は、数あまたの研究を重ねて、副作用を考慮しできるだけ少なく、でも症状が戻ってきてしまわないようにと、綿密に計算された結果です。

 

服用に不安があっても、きちんと飲まないと、次回の検診のとき、医師が、あれ?変だな?と迷ってしまいます。正直にきちんと飲まなかったことを申告しないと、医師は、正確な薬剤量を算出できなくなってしまう。

だらだらとステロイドを処方されているような気がしたら、迷わずセカンドオピニオンを求める。

からだには、替えがない。どうぞ大切に。

 

 

 

https://doc.lion.co.jp/uploads/grn/block_content_image/file/1330/Shouniyo_Bufferin_CII.pdf

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=q-8aW5NPsCY