●株投資家向け8)潰瘍性大腸炎の全患者の半分しか認定されず | 潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

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医療関係の株投資家向けの情報提供サービス会社は、4年後の2027年に今よりもずっと増えていると予測しています。確認のため、先日のブログの潰瘍性大腸炎の患者数についてのグラフを見直してみました。

 

▼ 医療受給者証の交付件数は減り続ける

まず着手したのあは、過去の潰瘍性大腸炎の医療受給者証の交付件数です。

2012年から2022年の厚労省のデータは以下の通り。

 

2000年 6万6614人

・・・

2008年 10万4721人

2009年 11万3306人(前年の9千人増)

2010年 11万7885人(前年の4千人増)

2011年 13万3543人 (1万6千人増)

2012年 14万3733人 (1万人増)

2013年 15万5116人 (1万1千人増)

2014年 17万0781人 (1万5千人増)
                 交付件数は、1975年に潰瘍性大腸炎が

                 難病指定になってから現在までのうち最多数でした。

2015年 16万6085人 (前年から3千人以上減った)

                 難病指定のシステムが開始されて40年。この年から潰瘍性大腸炎の

                 交付条件が厳しくなりました。

                 混乱回避のため、急の変更ではなく、この年と翌年は緩やかだった。

2016年 16万7872人 (前年からなぜか1800人増えた)

2017年 12万8734人 新基準が本格的に採用され、軽症患者の一部が認定されず。
                  結果、交付件数が前年より3万9000人(24%)激減 

2018年 12万4961人 減った

2019年 12万6603人 増えた

2020年 14万0574人 増えた

2021年 13万8079人 減った

2022年 14万1387人 増えた

2023年 まだ発表がありません

 

▼ 図

潰瘍性大腸炎の医療受給者証の交付件数です。オレンジは交付件数最高だった2014年、紫は新条件に移行した2017年、緑は最も新しいデータで2022年。

 

 

▼ 2014年以降に何が起きた?

グラフを見ての感想です。

2014年は、旧基準の最後の年で、潰瘍性大腸炎の医療受給者証の交付を受けた人数としては、最高峰となりました。

2015年と2016年は、調整期間ということで、新条件は軽症の患者の一部のみに適応され、交付件数がやや減少。ですが、、2017年に本格的に新条件へ移行したとたん、交付件数はガクンと減ってしまった。

1) 基準に達するためには、どれぐらいの症状が必要だったのでしょう?

 

2)2017年に交付を受けられると期待していたにもかかわらず、そうならなかった人たちは、どうなってしまったのか?

受給者証をもらえなかったことで、必要な医療が受けられず、症状が悪化してしまった人はどのぐらいいたのか? その後、再申請したときにもらえたのか? 治療が間に合わなかった人たちはどのぐらいいたのか?

 

当時を経験していらっしゃる方がいらしたら、どんなことが起きていたのかぜひお知らせください。

 

もしも、旧基準のままだったら、交付件数は2024年現在、どのぐらいになっていたのか?

減ってしまっていた給付件数ですが、2020年以降、増える傾向にあります。これはなぜなの

か? このまま給付件数は増え続けるのか?