●痛み13)慢性の痛みと同僚たち | 潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

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▼ からだの警告に従っているのに痛くなる

慢性の腰痛の痛みについてのまとめです。

 
慢性の腰痛の80%近くは、炎症がない。つまり、赤くない、熱を帯びていない、腫れていない。もちろん、出血もない。血液検査でも、レントゲンでも、MRIでも、異常が見つからない。
 
炎症はないけれど、痛みはある。
痛みは、症状ではなく、からだの持ち主に対する警告。ゆっくり休んで治すようにと。
 

慢性の腰痛持ちの人の中に、検査で異常がない人がいる。炎症がないのに腰が痛くなる。なので、腰に負担をかけないように気を使いながら生活をしている。つまり、警告に従っている。でも、痛みが起きる。

 

理屈に合わない・・・。

 

▼ 慢性の腰痛は筋肉のコリ説
慢性の腰痛で、炎症がないのに痛みがある要因のひとつは、腰の筋肉がなんらかの原因で酸素不足になっている。そのため、血管が収縮し、筋肉が硬くなりコリができる、という説明があります。
 
▼ 検証: 何かが原因になり、酸素が不足し、慢性の痛みがある
ケース1) 重労働
青果部門で働く同僚は、20キロ、30キロのバナナやリンゴ入りの箱を持ち上げるという仕事を何十年もしてきました。このため、腰痛発生。休めの警告の痛みです。でも、生活を支えるため、仕事を続けざるを得ませんでした。
マッサージや鍼灸、専門家の指導による運動やストレッチなど受け続けてきましたが、痛みは消えない。医師からの勧めで、ついに、1か月間、仕事を休んで、痛みを治すための30日間の訓練コース(政府提供で無料)に参加。(その間の給料は90%)

復帰してきた同僚は、リフレッシュしていました。痛みがなくなったの?と尋ねると、ちょっとだけ軽減したとの返事。つまり、有給で1か月間、楽しくからだを動かしたことで、ストレスがなくなり、爽やかな顔になった。でも、痛みは相変わらずある。

軽作業主体の他の支店に移りたいと会社に申請しましたが、半年過ぎても当店で働いています。

本人は、からだからの警告のメッセージに従いたい。でも、環境が許さない。残された道は、定年の日を待つ。

 
ケース2) 痛めた肩をかばっていたら、反対側の方が痛くなり治らない
男性レジ係は、車の事故に遭い、左肩を痛めてしまいました。そのあと、リハビリに通い、右肩は完治。ですが、左肩をかばい続けてきたためか、こんどは右肩が痛くなり、リハビリしても治らない。
痛めた肩をかばうと言っても、重労働の仕事はありません。理屈に合わない。
 
ケース3) 痛めたところをまた痛めた
女性のレジ係は、転んだ時に、以前、花部門で痛めて慢性化していた肩を打撲。しばらくたってからの検査では異常なし。さまざまなリハビリに通いましたが、効果なし。現在、週に3日間から4日間だけしか働かないようにしていますが、改善されず。重いものは、いっさい持たないようにしています。
 
他にも知っているだけで慢性の痛みを持つ社員が8人もいます。全員、会社の福利厚生を使い、さらに自費で多種多様のリハビリを受けてきましたが、40歳以上だからか、ひとりも治っていません
 
例外: ケース4)
肉部門で働いていた女性同僚は、転んでひざを痛め、働いたり休んだりを何年も続けてきました。退職年齢をすっかり越したのに、会社側に対しなぜか挑戦的で、杖をつき、よちよち歩きしながら働き続けていました。最後に、バンクーバー市内で最も評判の良いのカイロプラクティックの先生のひとりに診てもらい、完治。症状がひどかっただけに、奇跡だと思いました。
 
同じ肉部門の男性同僚も、交通事故で織った積年の方の痛みが奇跡的にな完治。今は、再燃予防のためにメインテナンスで月一回、通っています。
 
ふたりを見て、わたしも、この先生に診てもらい、3年続いていた冬の右腰の痛みは完治。
今は、筋肉が落ちてくる年齢なこともあり、痛み予防と、良いエネルギーをもらえることから、月に一度、楽しみで通っています。
 
結論: バンクーバーでは、慢性の痛みは、その人にあった治療者に出這わない限り、リハビリでは治らない。
 
▼ 感想:
そんなに良い治療師がいるなら、みんな、そこで治療してもらえばよい、と、皆さん、思うのでは? 
もちろん、何人にも治療師のビジネスカードを渡しました。でも、全員、今、通っている治療師との信頼関係を大切にしたり(治らなくても)、あるいは、あきらてしまっている。
今までさんざん時間とお金を投資してきたのに、まったく良くならないという絶望感のためです。これは、とても悲しいことです。