●からだの中をのぞく)風邪の菌が入ってきたら何が起きる | 潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

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風邪やウイルスで症状が出るメカニズムについて想像してみました。

▼ 風邪菌との出会い
Aさんは、スーパーへ肉を買いに行きました。野菜売り場を通過したとき、肉売り場では、激しく咳をしている人がいました。このときです、風邪菌がばらまかれたのは。
そんなことがあったとは知らないAさん。肉売り場に移動し、バーゲン品を物色している間に、漂っていた風邪菌が鼻から入って鼻の奥の粘膜層に到着。
もちろん、マスクはしていましたが、マスクの繊維と繊維の間の空間は広い。風邪菌たちは、Aさんが息を吸うたびに、鼻の奥にある粘膜へ流れ込んでいきました。

▼ 防衛システム最前線
鼻の奥の粘膜細胞の表面は、粘っこい粘液に覆われていることから、風邪菌はなかなか細胞に近寄れない。

 

◎ 図

粘液層は、風金に対する最初の防壁です。そのうしろには、細胞の壁や、それに続くたくさんの壁が待ち受けている。

 


さらに、粘液の中には、ばい菌やウイルスの侵入を感知するたんぱく質があるはず。外敵の侵入に反応し、最寄りの細胞に信号を送ります。
信号を受け取った細胞表面からは、好中球ちゃんやクロスケたちに外的侵入の知らせの信号が発せられる。それを受け、出陣する好中球ちゃんたち。頼もしい。

▼ 24時間、攻撃を受けているわたしたちのからだ
わたしたちのからだの細胞は、24時間、外敵からの攻撃を受けています。攻撃度を、攻撃なしをゼロとし、非常事態宣言を10とすると、通常は、レベル1から2ぐらいか。
レベル ゼロは、大学研究機関の無菌室や、北極南極のように風邪菌やウイルスが活動できないほどの寒い場所など、特別にクリーンな環境の時に起きる。(予想)

▼ 2本立て防衛策
風邪菌やウイルスが大勢の場合、防御壁の粘膜を通過し、細胞の表面に到達してしまいます。
外敵は、細胞の表面のあちこちを探って、侵入個所をみつけようとする。
細胞の表面に緊張が走る! すぐさま防御態勢に移らなければなりません。

防衛策は2本立てです。ひとつは、最寄りにいる好中球ちゃんやクロスケに出動を要請する信号をさらにばらまく。
もうひとつは、からだ全体の情報を収集解析し、各部位に指示情報を伝える脳に即刻連絡を取ること。

脳への緊急連絡は、細胞の壁にある物質に委託。血流に送り込んで、命令の指示が届くのを待ちます。

 

▼ 感想
からだの中で何が起きているのかを想像していると、まるで地球防衛軍の指揮官ルームで、宇宙人からの攻撃に対する戦略を見ているような錯覚に陥ります。

 

 

自分のからだの中で起きていることなのに、他人ごとに思える。からだの中のシステムを理解していない自分。だから病気にさせてしまう・・・。

もっとからだのこと、よく知らないと・・・。