空気の構成成分は、窒素が78%で、酸素が21%です。地球温暖化で騒がれている二酸化炭素は、わずか0.04%。庭で焼き芋を焼いたからと言って、地球の温度が上昇するとは考えられない。
▼ 海がなかった太古の地球
この大量の窒素は、いったいどこからやってきたのでしょうか?
地球は46億年前に熱球として誕生しました。地表温度は、約1000度。熱すぎて、当然ながら海はありませんでした。
地球上のすべての地表は、岩がむき出しになっていました。
当時、日本列島はありませんでした。もしも、あったとして、海水がなかったとしたら、日本近郊は、こんな地形のはずでした。
▼ 3Dで作った日本列島と海底地図
海底には、日本列島に匹敵する大山脈や、富士山よりも高い山が無数にあった!
▼ 富士山の根元の先からの高さ
海水がなかった古代の時代に富士山があったとしたら、標高は、3776メートルプラス 海の平均水深の3800メートル=約4000メートルとすれば、7776メートルになります。当時、人類がいたら、さぞかし登りがいがあったことでしょう。
考えてみれば、もしも、海がなかったら、ヒトは、徒歩で他の国へ行かなければならなかった。船なしでは、大航海の時代はなく、ヨーロッパは、アジアやアフリカ、アメリカ南米大陸を征服できなかった。そうなると、2023年現在、日本は、まだちょんまげ姿で鎖国していたかもしれません。