●コロナウイルスとニコチン治療)長期喫煙者は、コロナウイルスに感染しづらい??? | 潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

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日本では、爆発的に感染者が増えていると聞きます。みなさん、大丈夫ですか?

コロナウイルスの感染に関して、こんな海外情報がありました。日本では大きく報道されていましたか?

 

▼ フランスでコロナウイルス感染の入院者は喫煙者の割合が少なかった

2020年4月。コロナウイルスが大流行し始めていた時期、パリの病院で、コロナウイルス入院者にタバコを吸っている人が少ないことに医師らが気がつきました。

 

 

2020年4月。上記のグラフで見ると、一番左側の最初の小さなAの形の頂点が、当時のフランスの人口100万に当たりの感染率です。2021年の秋に比べたら、まったく大したことはなかったのですが、当時は、いきなり感染が拡大し、誰もかれもが入院したので、パニックに陥っていました。

 

「病院の数値によると、コロナウイルスで入院した1万1,000人の患者のうち、8.5%が喫煙者でした。 

フランスの喫煙者の総数は約25.4%と推定されています。

 

国民の4人にひとりは、タバコを吸っている。

日本は? 

 

▼ 世界各国の喫煙者の割合

こちらは、2020年の喫煙者についての別のデータです。

先進国の中でフランスは、喫煙者の数は最も多く、約3人にひとりだった。未成年者の数を省いたのかな?

日本は、5人にひとり。あれ、もっと少ないと思っていた。

アメリカは5人弱にひとり。ええっ? もっと多いと思っていた。

カナダは、7人にひとり。え? もっと少ないと思っていた。

 

▼ 昔は、大人がタバコを吸うのは、特に男性は当たり前だった

わたしが中学生の頃、職員室に行くと、中が煙で白く曇っていました。あのころの喫煙率は、3人にひとり以上だったのかな。そういえば、レストランや長距離電車の中も、たばこを吸うのは当たり前でした。道路の脇は、たばこの吸い殻がたくさん捨てられていて、それが当たり前だった。

それに比べたら、今は、どこもクリーンです。

 

▼ 医療者なら誰でも喫煙者 イコール コロナウイルス感染者と推測する

カナダでは、入院の際、患者は問診票を渡されて答えることになっています。そのとき、喫煙していますかの質問が必ずある。(日本も同じですか?)

医療サイドとしては、「コロナウイルスは、鼻の奥で感染するので、陽性の患者は喫煙者が多いはず」と思うのが当然。が、フランスのパリのこの病院の患者から渡された問診票を見ると、喫煙者の方が入院する率が予想に反して明白に低かった。

 

▼ ニコチンに向けられた医療者、政府の視線

このニュースが流れた翌日、フランス政府は、その報告には根拠がない!!という反論ニュースを流しました。

さらに、長期の喫煙者は、コロナウイルスに感染した後、重篤化することは、明らかになっています。

一方、ニュース発表直後から、フランスの研究機関で、コロナウイルス感染とたばこのニコチンについての研究が開始されました。

続いて、各国で、喫煙の習慣をなくすためのニコチン療法(毒には毒をもって制すの療法)に使われるニコチンガムを禁止する動きが出てきました。

が、他方では、コロナウイルスに感染し、長期に渡り味覚を失い続けていた人たちが、ニコチンガムを1日1個なめたら、8日ほどで、症状がすっかり消えたという報告があります。

 

おまけに、たばこによる病気は、もしかしたらニコチンが原因ではなくて、他の成分が癌や肺機能障害を起こしているのではないかという新し説も出てきています。

 

ニコチン療法は、たばこを止めたいと願っている喫煙が習慣化している人にとっては、唯一の?治療法です。一方、政府は、コロナウイルスに感染した人たちが、ニコチンを使って重篤な病気になることを恐れて禁止しようとしている。

 

コロナウイルスで味覚を失ってしまった人たちが、もしも、政府が正式に使用を許可しているニコチンガムをたった1週間、一粒、あるいは、数粒使うことで完治することが事実であれば、ニコチンガムを禁止する必要がどこまであるのでしょうか。

 

ニコチンガムで、何十年もやめられなかった煙草を止めることができたら、その人は、肺がんになり死亡するリスクが大きく軽減するかもしれません。そんなニコチンガムを禁止してしまって良いのでしょうか?

 

世の中、なんだか奇妙にこんがらがっています。