予約したホテルは駅から徒歩5分。

駅を拠点にあちこち出かける予定なので、同じ宿に連泊しました。宿を変えるとチェックイン、チェックアウトの手間が無駄すぎる。


予約した日はちょうど大寒波の予想ニュースが騒がれ始めた頃で、事前キャンセルがあったのか相場がかなり安くなっていました。おそらく底値。

が、すぐに本来の価格になり、今週はほぼ1.5倍〜くらいの価格まで戻ってます。

ビジネスや観光目的の客がキャンセルしてもスキー客は溢れてるから、あまり影響ないのかなぁ。


しかし、ホテルに向かう道がこんなだし。。

道路も歩道も全くわからない💧


30cmくらいはあるね😨

地元の方やお店の方が一生懸命雪かきして歩道を作ってるので、なんとか歩ける状態。



ホテルにチェックインしたけど、まだ15時半くらい。もともとこの日は佐渡で1日遊ぶ予定だったから、何もすることがなくノープラン。


観光案内所で貰ったパンフレットを見ると、ホテルから歩いて15分くらいの場所に、若い世代の子たちが古い市場跡をリノベーションして、お洒落なカフェや雑貨店などをやっている商業地区があるらしく、そこに行ってみることにした。


が。。。





なんか、、、途中から命がけww

ホテル周辺は駅前だから雪かきされていたのであって、このあたりは普通の住宅街で人が少なくあまり雪かきされていないのである…


ここでようやくバカな私も大寒波のやばさを思い知る。雪国をナメ過ぎてました😨


結局徒歩15分の距離を徒歩45分かかり、やっとお目当ての沼垂地区に到着。こちらはクラフトビールのお店。




逆光で薄暗いですが、目的地の沼垂テラス到着。こんな感じで奥に長屋が続いています。



オシャレですねぇ。でも雪でお休み。



こちらも雪でお休み。

可愛い店があるけど、軒並みお休み(笑)

まあそうだよねぇこの天気じゃ…



こちらはやってました。バー?珈琲屋さん?

和菓子とペアリングを楽しめるみたい。



いちばん端っこのお店が北欧っぽくて超お洒落で、心惹かれました✨





大雪なのに、この店はお客さんで賑わってました。ここで珈琲を飲みたかったけど、、ここでゆっくりして日が暮れたら、無事にここから生きてホテルまで帰還できるだろうか😰

最悪タクシーを呼べば帰れるにしても、この雪だからいつタクシーが捕まるかわからないし、捕まえてもすぐにはこれないだろう…💦


私にしては珍しく不安のほうが勝ち、珈琲は諦めて帰路に。沼垂テラスの全体像がこちら。



道なき道を戻り。。。



なんとか日が落ちる前に市街地に到着💦

半泣きでした😭



こんな装備じゃ明日以降何もできないどころか、どこにも行けないと知り、新潟に着いて一番最初の買い物が長靴😂

こんなヨレヨレのボロVANSでよく歩いたよ💦


この長靴が旅の間じゅう大活躍で、これ買わなかったら冗談抜きで一歩もホテルから出られませんでした。


ホテルではいつも現地のローカル局のニュースをつけっぱなしで見ているのですが、当然現地の情報がリアルなので、今回の大寒波の全体像がだいぶ分かってきました。


私が到着する前日がとんでもない大雪で、バスや電車の在来線もほとんど止まり、地元の方も全く身動きが取れない状況だったようです。出発日をずらして正解😅。高速バス運休にもなるわな。


また、佐渡島は地形的に新潟のバリアになっているらしく、寒波や雪を佐渡島でガッツリ受け止めているおかげで、新潟市周辺にはほとんど大雪は降らないのだそうです。


しかし今回、その偉大なバリアを堂々正面突破しての大寒波。

前線の佐渡島は新潟以上の過酷な天候で、大雪&暴風&波浪警報がずっと出ていたので、フェリーで渡れたとしてもおそらく何もできなかった。

あんな悪天候でも、フェリーが毎日時刻どおり運行していたのはホント凄いです。

佐渡島を愛する者としては、目前にいながら渡航を諦めるのは名残惜しかったよ。。


その場その時の潮目とか流れってホントに大事で、そこを無視して思い込みで動きがちな自分を制御できて良かったです😅

とはいえ、沼垂テラスの道のりではだいぶ痛い目に遭いました(笑)。

あれを経験しなければ、長靴を買う発想もなかったし、あの程度の洗礼で危険を知れてホント良かった。


この日は沼垂で生命力を全て消耗したので、ホテルの近くでへぎそばを食べた気がするんだけど写真がない。本当に疲れ切ってて、写真なんてどうでも良かったし味も記憶にない。


とにかく、初日は雪が思ってた以上にやばくて、あまり無茶できなさそうだから、明日以降の予定は全体的に見直さないといけないな…と、結構クソ真面目モードだったことは覚えている。