このままだと生きるのどんどん過酷になるなーみたいな、転換点ってありませんか。

だいたい、こんな自分は嫌だ〜と思う時なんですが。


わたしは去年と今年がまさにそれでしたが、今日、その転換点を通過したかもと思うことがありました。


職場で大の苦手な23歳のぶりっこ(水卜アナに似てるので、水卜ちゃんと呼びます)が、今日の夕方に仕事の依頼を投げてきました。要約するとこんな感じ。


私がボスから頼まれていた仕事が今終わりましたので、お前ら今から最優先で私の資料のチェックをやりやがれください。ボスも早くしてほしいと言ってます。期限は明日までにしましたので、だいたい明日の何時くらいに終わるか私に教えろください、おねがいします。


本当に何でこういう言い方になっちゃうのか知らんけど、いつもこんなふうに投げてくるんです。

アレンジはしてますが、ニュアンスはかなり近いし、実際はぶりっこアピールがふんだんに盛り込まれているので、もっと長文で意味不明です。


昨年もこれと同じことを言われて、頭にきて怒ったのですが、それ以来彼女が怯えてしまって、微妙にやりずらい感じが続いていました。


その時に、じぶんの都合だけじゃなくて頼まれるほうの都合も考えて発言してね、と教えたのだけど。

わかってなさそうでしたが、やっぱりわかってなかったんだなあw


まあ、表面だけ見ると酷いんですが、おかしな敬語と物言いの端々から、水卜ちゃんなりに一生懸命、私に怒られないようにとか、頑張ったのをみんなに認めてもらいたいたいとか、ボスに褒められたいとか、全力でいいコを演じてるのがわかるんですよ。

クソ空回りしてるし、明らかに間違った方向なんだけど、一生懸命さだけは無駄に伝わる。


依頼されたもう一人の女子は、直後に「無理、こっちも忙しい!」と容赦なくぶった斬ってましたが(笑)、水卜ちゃんが盛大に空回りしてる様子があまりに無鉄砲で子供っぽかったからか、わたしはなんだか逆にしみじみしちゃって、全然怒る気になれなかったんです。


今日と明日の午前中は手が空いてないけど、早ければ、明日午後なら着手できるかも。


と返事したら、500文字くらいの長文でぶりっこマシンガンが次々に飛んできました。よっぽど嬉しかったのか何なのか。


優先して見てほしい箇所があったら書いておいて。明日着手したら、そこからチェックするから。

と言ったら、水卜ちゃんは狂ったようにはしゃぎまくるマルチーズみたいになってました…😅


その無邪気なありさまを眺めていて、そもそも怒るような次元じゃないんだなと、なんとなく悟りが開けました。


これからはいろんなことにあんまり怒らないでいけそうな気がするので、自分の役割やスタンスを変えていくタイミングがちょうど今きたのかもなあ。


多分すごくおっきな転換点なんだけど、日常のこんな些細な出来事から、ふと気づいたりするもんなんだよね。