タンゴフェスティバル | つれづれブログ〜ブエノスアイレス〜

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2011年4月。いきなりアルゼンチンにやってきました。
どうなることやら日々のあれこれと、大抵の人には必要ない?アルゼンチン情報を綴ります。


8月14日~28日まで、毎年恒例のタンゴフィスティバルが開催中のブエノスアイレスです。

去年はなにやらイベントがやってるな~とボケッとしてる間に期間終了してしまって

今年も「ああ、イベントやってるなー」くらいに思ってたんですが(タンゴ習ってるくせに)

今年は去年とはちがって、スペイン語の先生がいまさらタンゴにはまってしまい、授業中もその話しを夢中でしているので、色々参加してみようかなーと思っている。

ちなみに、その先生は私たちがどうせブエノスアイレスにいるんだからと言ってタンゴを習い始めたとき

え~~タンゴ~~

あんまり、若い人はやらないよー(若くもないけどね、すでに笑)

という感じでした。

まあ、伝統文化って、その国の大抵の若者からはあまり評価されないもので

それはタンゴとて同じなんだなーとその時思ったけど。

その後、なんのきっかけかタンゴを習い始め、楽しくなってしまったらしく今ではすっかりタンゴ好き(笑)

そんなわけで、無料で配布されているプログラム片手に、

このクラスに行きたいでしょー、このコンサートは行かなきゃ~

ピアソラ、尊敬するわー

と、態度が180度変わってしまってだいぶ面白いことに。

しかもすべてのコンサート、タンゴクラスは無料なのでまた素晴らしいと。

色々調べてみたら、会場によってはちょっと早く行ったり、
事前にチケットをゲットする必要があるみたいだけど、

うちの近所にある劇場(teatro regio)では、
チケットをもらう必要もなく、並ぶ必要もなく、コンサートを楽しむことが出来た。

私たちが見たのは25歳以下の若い音楽家が集まって、11名(バンドネオン×3、バイオリン×4、ビオラ×1、コントラバス×1、チェロ×1、ピアノ×1)でのタンゴ演奏だったけど
これが、とっても良かった。

なにせ、演奏してる人たちが楽しそう(笑)

服装、めっちゃ普段着・・・きっとまだ学生?

まともに劇場でタンゴの生演奏を聞くのがほとんど始めてなので、

なにがよくてなにが悪い、なんていう知識はまるで無いんだけど

とにかく、タンゴかっこいいじゃん~~と感動してしまった。

すごく自由で、やりたい放題な感じがブエノスアイレスっぽい!

どうやら、ピアノを演奏していた若いピアニストが編曲したらしく、

ちょっとジャズっぽくもなってて初心者でも聴きやすかったのだ。

タンゴの未来は明るいと思った(*^▽^*)


このご時世、政府がどっからお金捻出してるんだかは謎だけど、

台所事情に関わらず、タンゴフィスティバルが開催されていることも、すごいと思った。

つい最近まで地下鉄がストで10日ほど止まっていたことは、もう忘れましたよー。

ああ、地下鉄といえば先日、若い女性が車内でなぜかシャボン玉を吹いていて
子供はよろこび、大人は あ~シャボン玉だあってな感じで誰も気にしない。
(私はおもろーと思った)

座っていると、相変わらず物売りやら、ジャグラーやら、歌う、躍る、コントする、ギターや太鼓叩く人やらが
次から次にやってくるけど、みんな微妙なレベル(笑)

ニューヨークとかだと、プロも真っ青なレベルの人達がやってくるらしいけど
ブエノスアイレスはだいぶ微妙。

でもみんなやたら堂々とやってまして、すごい度胸だと逆にそれが微笑ましく思えてしまったり。
なんか、やりたい放題です。。いや、いい意味でも悪い意味でも。


日本の、携帯が一回鳴っただけで殺気立つ地下鉄を思い出し
こっちと、足して二で割りたくなりました。


・・・だいぶ話がずれたけど

レコレタにある centro de exposiciones が最も色んな催し物をやっているということなので
今週末は、色々見てこようと思う。

あ、次は忘れずに写真とってくるぞー。