練馬区・保育所待機児童ゼロ3年連続達成!

 

 

私には、二人の子供がいますが、保育園入園のための活動(保活)を5回経験しました。

 

練馬区の2014年4月の待機児童数は当時487人。

長女は2014年生まれですが、まさに練馬区の保活が大変な時期でした。

私自身が保活の苦労、待機児童対策の必要性を実感してたこともあり

保育所の待機児童解消に取り組むことをお約束してきました。

 

区としても、待機児童の解消を区政の最重要課題の一つに掲げ

平成26年から令和5年までの9年間で約8,500人の定員増を図り、待機児童対策を進めてきました。

その取り組みにより、

令和3年、4年と2年連続で、国要領に基づく算定基準での待機児童数ゼロを達成。

そして、2023年4月13日のプレスリリースでも発表されましたが、令和5年4月入園の待機児童ゼロを達成し、

3年連続【待機児童ゼロを達成】となりました。

 

女性の社会進出も進み、様々な理由によって保育所に預けたいというニーズは引き続きあると予想され、

少子化であっても保育所の必要性は引き続きあるものと感じており、それに応えるよう柔軟な取り組みをしていくべきと考えています。

 

保育所には、認可保育所や地域型保育事業などの多様な保育施設があり、

平成28年度から区独自の幼保一元化施設で ある「練馬こども園」が整備され、その後も新規整備や定員拡大を進めています。

 

 

  練馬区独自の「1歳児1年保育」事業

 

我が家の長女が保育所に入ることになったのは「1歳児1年保育」でした。

これは特に保育需要が多い1歳児に対するセーフティネットである「1歳児1年保育事業」で区独自に実施しているものです。

事業名の通り1歳児のみしか預けられません。そのため2歳児クラスにはまた申し込みが必要となります。

 

この事業により、我が子はひとまず保育所に入ることができましたし、実際に保育所にお世話になりました。

この事業がなければ待機児童となり、2歳児クラスになるまで預けることができなかったかもしれません。

そういう点から考えれば、この事業によってセーフティネットの役割が果たされていたと感じています。

 

でもやはり、理想は「はじめから希望する園に入りたい」と思うのだと感じます。

やはり経験した5回の保活は大変でしたし・・・

1歳児1年保育はあくまでもセーフティネット。

しっかりと保育所整備が進めばいずれはこの事業が役目を終える時がくると思います。

 

その役目が終えて、引き続き待機児童ゼロとなることが真の待機児童ゼロと言えるのではないかと思っています。

また、同時に

忘れてはいけないのが、保育の質の確保です。

そのためには、やはり保育士の処遇改善により優秀な人材の確保が挙げられると考えています。

 

引き続き、保育所の待機児童ゼロと保育の質の確保のセットで取り組んでいきます。

 

 

(区資料より)