9月17日の医療・病院整備等特別委員会において

練馬光が丘病院の移転・改築事業の進捗についての報告がありました。

 

練馬光が丘病院は、令和4年10月に新病院として開院するために

現在、光が丘第四中学校跡地に建設工事中です。

令和4年7月には建設工事が完了予定となっており、8月~9月に移転準備することとなっています。

 

新たな病院は、地上7階建てとなっており、

敷地も広くなるため、駐車場も現在の36台から128台となります。

また、駐輪場についても200台程度置くことができるようになり、来院しやすくなります。

 

新病院となることで、医療提供体制の強化や充実することとなります。

主なものとして、

・病床数が、342床→457床(115床の増床)

・ICU(CCU)が、6床→14床へ増設、HCU16床の新設

・産婦人科病床が19床→30床へ増設、LDRが1室→4室へ増設

・これまで、小児科に個室がなく感染症対応として課題がありましたが、新たに8床新設

・回復期リハビリテーション病棟が52床の新設(区内初)

・救急初療室の拡張

・がん治療の拡充として放射線治療(リニアック)を開始

リニアック治療とは、全身のどの部位に対しても、がんの種類やステージに合わせて柔軟な治療が可能な放射線治療とのことです。

・歯科口腔外科の新設。口腔がんやあごの骨折、合併症にも対応し、外来だけでなく入院にも対応

 

これらの機能を備えることで、高度急性期・急性期機能を充実し、光が丘地区で初となる回復期機能の病棟の新設、在宅復帰を支える医療体制の強化、充実が図られることとなります。

 

コロナ禍による影響で、一時期工事が休止することもありましたが、予定通り進んでいるようです。

 

練馬光が丘病院は、災害拠点病院としても機能するため、日ごろの医療体制だけでなく、災害時においても、区民の皆様や区との関りが深いものであると思います。

 

新病院開設に向け、引き続き情報収集と発信をしていきたいと思います。