新型コロナウイルス感染症の影響により

区民の健康を脅かし、地域経済においては深刻な打撃を受けています。

 

感染が未だ拡大しており経済が回復するまでに相当な期間を要すると予測されており、

練馬区においても今後の財政は、これまでに経験したことのない危機となることが予測されています。

 

リーマンショックの際には、一般財源が400億円以上減少しました。

財源が不足しても、区民サービスを維持していくための経費や老朽化した施設の改修など、区民生活を安全安心、充実したものとなるよう

ソフト面やハード面の整備は必須です。しかし、計画を立てていても、財源が不足していれば計画通りに進まなくなります。

今回の新型コロナウイルス感染症による影響で

今後の練馬区の計画は、事業の中止や延期、縮減を余儀なくされています。

先日委員会で報告されましたが、令和3年の予算において、聖域なき事業の見直しを図ることとしています。

主に、

・公共施設等の改修や整備を延期

・イベントの中止や縮小

・補助・給付金の縮小や対象の見直しなどが検討されています。

 

令和3年度のみならず、今後も長期的に財政が悪化していくことから令和4年度以降の計画についても令和3年度中に内容を整理していくこととなっています。

 

2月から第一定例会が始まります。この定例会では令和3年度予算を審議する予算特別委員会が開かれますので、

その際に、区の方向性などを確認していきたいと考えています。

 

区民の方々の生活に直結することから、区の財政危機を区民の方々と共有し乗り越えていかなければなりません。

1/21号の区報では、区財政が厳しい局面にあることを掲載しています。

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