2020年6月15日の保健福祉委員会において
「平成31年度練馬区食品衛生監視指導計画実施結果について」が報告されました。
これは区内食品等事業者である
飲食店をはじめ学校や保育園給食、行楽地・縁日等など様々な業種に対し、食品・添加物等の取り扱いや食品表示が適正かを監視するもので、食中毒発生の監視指導については特に重点的に実施しているものです。
平成31年度の監視件数は、12.396件。
区民等の方から食品等に関する苦情が74件寄せられており、具合が悪くなったや異物混入などあり、
食中毒発生は3件、うち2件の営業者は3~4日間の営業停止となっています。
ここ数年の食中毒の発生は3~4件ということです。
今回のコロナウイルス発生の影響で、飲食店では、お弁当などテイクアウトをはじめたお店も多くなっていますが、
製造している店舗等以外の場所で販売する場合や生肉の販売の際には必要な許可を受けなければならないなど
食の安全のための許可が必要な場合があり、保健所で確認する必要があります。
実際にいくつか問合せも来ているとのことでしたが
コロナの影響を受け、新たな業態となってテイクアウトを開始している店舗も急増していることもあり
区内飲食店の経営を支える取り組みとして経済支援だけでなく、食品の安全性の指導なども併せて行い、
新たな生活様式にあった提供となるよう区としても支援を進めて飲食業、食品取扱業界を支えて行くべきと考えます。
区内飲食店、消費者ともに安全な食の環境を守るための指導体制の強化については、引き続き注視し、要望していきたいと思います。
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