これまで、練馬区では発災時の帰宅困難者の一時受け入れのための民間一時滞在施設の指定を促進取り組みを進めてきましたが、

ホテルカデンツァ光が丘において帰宅困難者の一時滞在施設として新たに指定されることが

私が所属する1/30の総合・災害対策等特別委員会において報告がされました。

 

受入れ予定人数は 250人で

帰宅困難者への備蓄品や施設の提供と交通機関や道路の普及情報等の提供をします。

 

 

地域防災計画内で帰宅困難者として想定されているのは98.300人です。

帰宅できない方に対しての支援として、区内では帰宅支援ステーションを7か所

・練馬文化センター

・光が丘区民ホール

・生涯学習センター分館

・石神井公園区民交流センター

・関区民ホール

・勤労福祉会館

・区民産業プラザ(ココネリ3F)

となっています。

ここでは、、トイレ、休息の場の提供、沿道情報の提供などを行います。

 

 

また、東京都が実施している災害時帰宅支援ステーションでは、水、トイレ、休息の場の提供、沿道情報の提供などを行うこととしています。都立高校のみならず、コンビニエンスストア、ファーストフード店、ファミリーレストラン、ガソリンスタンドなどと協定を締結し、災害時帰宅支援ステーション・災害時サポートステーションとして休息場所の提供も行われます。

詳細については東京都防災マップ内の帰宅困難者支援ステーションをご覧ください。

 

 

こういった対策を行っていますが、練馬区にはとしまえんなど区外から来られる方もいます。

練馬区には関越道や外環道があることから区外だけでなく都外からの方もいることが想定され、一時とはいっても中には数日帰宅することが困難となることも予想されます。

 

小中学校は避難拠点となっていますが、定員として700名を想定。

場合によっては帰宅困難者の一時滞在が難しくなる可能性があります。

 

そこで今回の民間一時滞在施設の指定がなされることとなりました。

三日分の備蓄を備え災害時には対応にあたっていただくこととなります。

 

今後も促進を図るため

駅近の場所の指定や事業者の周知も行っていく方針です。

 

先日、とある町会長さんのお話で

首都直下地震が来る可能性は70~80%。

もしこれが天気予報で、雨が降る確率が70~80%なら傘を持っていきますよね

災害に対する備えも同じです。しっかり行っておきましょう

とのことでした。

まさにその通りで非常にわかりやすい例えであると感じました。

 

行政による備蓄品の確保などはありますが、

何よりも自助を高めておく必要があると感じます。

そこで大切なのが各家庭による備蓄、備えであると思います。

私も自宅の備蓄品を改めて確認しておこうと思います。