乳がんの年齢調整死亡率(75歳未満)は
国は10,2%。
都は11,3%。
練馬区は13,4%(24年度データ)となっており、全国、東京都と比べても練馬区の死亡率は高くなっています。
乳がんは、早期発見・早期治療で9割以上の人が治ると言われていますが、自ら触って違和感がないか、鏡で見てイビツになっていないか自己検査を定期的に行うことが早期発見に繋がると言われています。
私自身の体験ですが、10代のころに右胸にシコリがあり検査の結果良性のようだが、取りましょうとなり、手術をした経験があります。また先日、子どもと遊んでいた時に左胸に痛みがあり、念のため乳腺外科を受診しました。
結果左胸に2つシコリがあり、大きいもので7ミリ程度。
でも悪性ではなさそうとのことで経過観察となりました。
乳がんは30歳代後半から急増すると言われていますが、子育てや仕事など多忙な年代ということもあり中々検査に行くこともできないようで、練馬区の乳がん検診の受診率は平成26年度において20.2%と低く、5人に4人が検診を受けていない状況です。
練馬区在住で、40歳以上の方は2年に1度の健診に対し一部の自己負担で受診ができますし、早期発見早期治療となるよう、ぜひ積極的に区民のみなさんにも受診していただきたいです。
区の乳がん検診の費用については、
練馬区在住で、40歳以上の方は900円。
また、75歳以上の方は無料。
更に
・住民税非課税世帯(同じ世帯の方全員が非課税)の方
・生活保護受給中の方
・中国・樺太残留邦人の方で支援給付を受給中の方
については自己負担金が無料になります。
(注:事前に手続きが必要のため、詳しくは、区のHP「平成28年度練馬区がん検診等に係る自己負担金の免除について」をご覧ください。)
10月には乳がん月間として毎年練馬区の本庁舎で、ピンクリボンイベントとして装飾されていて、周知に取り組んでいるところですが、乳がんについてのイベントがあり、10月1日号の区報に掲載されています。
11月6日(日曜日)に順天堂大学医学部付属練馬病院総合外科医師の先生による
「医師・体験者の乳がんのお話と乳がんモデルの触診体験」というイベントが開催されます。
時間は、午後2時から3時30分まで。
場所は練馬高野台駅から徒歩2分ほどにあるマグノリア横山ビル(練馬区高野台1-8-9)
定員は80名で先着順となっています。
申し込みは、大泉保健相談所までお電話で申し込みとなります。
電話番号 03-3921-0217
区報は、新聞折り込みでの配布を行っており、区の情報はもちろん今回お知らせしたイベントなど様々な情報が載っています。
最近は新聞を電子書籍で読むなどの時代となり、区報が目に触れる機会も減ってきていますが、区立施設や駅や金融機関、郵便局や公衆浴場、コンビニ(ファミリーマート、セブンイレブン)にも置いてありますのでご覧ください。