東日本大震災以降、
区民の方々の意識としても
災害時対応力や防災力の必要性の意識が高まっていると思います。

いま練馬区には71万人の区民の方々が生活をしています。

区民のみなさんの命や生活を守るため
練馬区として災害時対応力や防災力の向上をしていく必要があります。

この中で
災害時の対応力向上にむけ
これまで議会の中でも様々な視点で活動をしてきたところですが
主に情報伝達の向上を図るべきであると意見、要望をしてきたところです。

そこで活動をしてきたなかで
「災害時FM」について開局すべきであると意見、要望をしてきました。

災害時FMは、
東日本大震災のときに被災地で地域の細かな情報を住民の方々に伝えることが出来、
その有効性が全国的に注目を集め、
練馬区としても区の情報をきめ細かく区民の方々に発信すべきと考えていました。

情報伝達の必要性は
災害時においては非常に重要です。

東日本大震災の時も
携帯電話がつながらないといった事態になりました。

いまや1人一台携帯電話を持っていてもおかしくない時代です。

便利になったとはいえ
やはり災害時には回線が混み合い、必要な情報を受け取ることができないというわけです。

これまで練馬区として
災害時に情報を伝える手段の一つとして
防災無線を活用するとしてきました。

5:30の夕方に音楽が流れるあの防災無線です。

夏なんかはよく光化学スモッグ注意報の放送がされますが
音が響き渡り、何を言っているかわからないという指摘も多々あります。

そこで、私はラジオを活用した地域型FM=災害時FMを開局することで地域情報を発信できると考えたのです。


東日本大震災以降、備蓄をされるご家庭も増えました。
我が家でも備蓄を揃えておりラジオは必須アイテムと思い、災害時リュックに入れています。

みなさんはいかがでしょうか?

防災品販売店などからの情報においても言われておりますが
災害時リュックにラジオを準備されている方は多いと思います。


いつ首都直下型地震が来るかわからない今、練馬区としても災害時に備え
区民の方々に必要な情報を発信できるように体制を構築すべきで、それが災害時FMを開局すべきであると考えていたのです。


広範囲を対応しているものだと
「練馬区」の情報だけを聞きたいのにその時まで待たなければならない。
いま必要な情報を区民の方に伝えられるように‘地域型’のFMが必要であるということなんです!!

そして、
この活動を区議会で根強く行ってきて
今年度に災害時FMを練馬区でも開局できるようになりました!!


いまは災害が起きた時にしかFMは聞くことはできませんが、
今後は練馬区の地域情報を発信する「地域型FM」として常時放送がされるよう
引き続き活動してまいりたいと考えています!