携帯用 救急あんしんシート配布事業が始まることが
今日の健康福祉委員会で報告された。
内容は以下のとおり。

1、 外出時など災害時などに万が一のことあがった場合、駆け付けた救急隊員等の迅速な救命活動が行えるよう、緊急連絡先やかかりつけ医の情報などを記載しておく携帯用救急シートを、健康に不安を抱える高齢者などに配布。


2、 対象者:健康に不安を抱える高齢者や障がい者などのうち、希望者に配布。

3、 配布物の内容
1) 耐水用 救急あんしんシート(情報記載用紙)
2) 使用方法、シートの折り方の説明書
3) キーホルダー(救急あんしんシートを入れる携帯ケース)

4、 活用方法
1) 救急あんしんシート(用紙)に緊急連絡先などの情報を記入
2) 救急あんしんシート(用紙)を折りたたみ、キーホルダー(ケース)に入れ、カバンやベルトなど見える位置に携帯する
3) 救急隊員が必要に応じて救急搬送時などに、救急あんしんシート(用紙)に記入されたじょうほうを活用する


5、 配布場所 (窓口配布)
1) 総合福祉事務所(高齢者相談センター本所)
2) 高齢者相談センター(支所)
3) 高齢者センター及び敬老館
4) 障がい者地域生活支援センター
5) 保健相談所
6) 高齢社会対策課、健康推進課

6、 本人確認書類(保険証など名前のわかるもの)
7、 配布開始予定日
平成24年2月13日から配布予定
(*2月11日区報、区ホームページ、ポスター掲示等により周知予定)
8、  配布予定数 3万個

2011年夏に
冷却用スカーフと熱中症予防カードを配付ということで行った事業がある。
(報道連絡メモ https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/koho/hodo/h23/3rd/index.files/110701-2.pdf)
高齢者相談センター(地域包括支援センター)本所・支所、高齢者センター、敬老館、障害者地域生
活支援センター、保健所・保健相談所など計 53 箇所の窓口で配布されたわけだが
地元の人から、
『本人確認もなく同じ人がいくつも持ってる』や『介護者のふりをしてもらってる』などの苦情が相次ぎました。

昨年は猛暑ということもあり
大変好評であったのか、冷却スカーフは希望者に渡りきらないほど。
しかし、苦情でもあったように
一人で何個も・・というのはいかがか・・
しかし行政側も本人確認を徹底せず、
しかも何か所もある窓口で
あっちこっちそっちで受け取っても把握できていない。だからいろんな所で受け取れる・・・。なんてことだそうで・・・、、

ただ、用意した数がすべて配布しました=大盛況!ハイ、完了ではないし、
希望者に行きわたるよう
行政として区民にモラルを追及するのではなく
希望者に均一になるよう配布方法を工夫すべきであると思う。

委員会の中でも発言しましたが、
この救急あんしんシートを受け取るには名前など本人確認ができる保険証などを持ってきてもらい・・
ということでしたが、
ただ見せてもらうのではなく、
ただ名前を控えるのではなく、
他の窓口とどう連携して希望者に行き届くようにするのか。

あくまで、配布対象者は「希望者」としてますが、
希望しているのに受け取れない。
その理由が本人確認が行き届いてないために一人で複数個受け取っているからという理由どうなのだろうか。。。
議会の中でも発言をしてきていますが
区民に対する支援事業で対象者を明確にしなければ
成果はもちろんバラマキとなってしまうわけです。

理事者に以前
性善説を用いられ区民を信用しているといった答弁がありましたが、
実態は必ずしもそうでないことも事実ですので
バラマキにならないよう、事業の根本を見てなぜそれを行うのかを再確認してほしいです。


ちなみに
救急キットなるものもあります。
http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/koreisha/hitori/kyukyuinfo.html

救急あんしんシートは携帯用ならば、
救急情報キットは、救急および緊急時に迅速な支援が行えるよう、緊急連絡先やかかりつけ医などの情報を専用の容器に入れ、自宅の冷蔵庫に保管することで、万一の場合に備えることを目的とするもので、家に置いておく用です。

配付予定数量が無くなった時点で、救急情報キットの配付は終了させていただきます。としていますが
まだ4000個弱あるそうです。


■問い合わせ
各高齢者相談センター本所
  (〒176の地域の方) 練馬高齢者相談センター   電話:03‐5984-2774
  (〒179の地域の方) 光が丘高齢者相談センター 電話:03‐5997-7716
  (〒177の地域の方) 石神井高齢者相談センター 電話:03‐5393-2814
  (〒178の地域の方) 大泉高齢者相談センター   電話:03‐5905-5271


区報等で周知しているところですが、
例えば、
実家を離れてしまい親御さんが一人で練馬区にいて心配だというお子さんも
こういったものがあると是非教えてください。