今年も猛暑の日が続いております。
しかし、今年は東日本大震災の影響による電力不足のため
各家庭においても節電の取り組みがされておりますが

節電のために無理をして
場合によっては熱中症によって亡くなってしまう・・・という事態になるのは防ぎたいものです。

ちなみに
昨年の東京都の23区内の梅雨明け後の熱中症死亡者情報によれば、
熱中症死亡者のうち約9割が65歳以上の高齢者で
さらに、このうち7割が一人暮らしということが発表されています。
練馬区において昨年11名の方が熱中症によりお亡くなりになってしまったそうです。

前段でも述べましたが
今年のこの節電への取り組みで
冷房を控え
熱中症へのリスク(特に一人暮らし高齢者の方)が昨年以上になることが懸念されており
練馬区では
高齢者の方(一人暮らし)等や障がい者の方など援護を必要とされる方の熱中症予防のために
【冷却用首ベルト】などを配布する事業を緊急的に行っています。

冷却用首ベルトのほかに
熱中症予防カードや啓発用チラシなどと一緒に配布をしているのですが
3万個(セット)あったものが
7/12配布でほぼなくなってしまいました。

練馬区の高齢者がおよそ6~7万人でこの半数程度ということで
3万個を用意したのですが
65歳以上でなくても
健康に不安を抱える方でも対象になることから
多くの方々が殺到したそうです。

そこで
まだ要望も多くあり
昨日の健康福祉委員会の中で
この冷却用首ベルトの配布を追加で行うという報告がありました。

8月1日
配布場所は、総合福祉事務所(練馬・光が丘・石神井・大泉)で二回目の配布を行う予定です。
対象は、ひとり暮らしの高齢者、高齢者のみの世帯の方、障害のある方など。
今回は1万セットを配布する予定です。


熱中症には充分気を付けていただきたいので
一人でも多くの方の手に渡るようご協力をお願いします。