多くの方からお問い合わせをいただいております。
「練馬区の放射性物質への対応」についてですが、今日までに確認した事を少し整理したいとおもいます。

まず、今の練馬区のHPです。

練馬区HP【福島原発における放射能物質について】
http://www.city.nerima.tokyo.jp/faq/fukusima/index.html

昨晩にリニューアルされてます。

粛々とHPを更新しただけで、ある件で問合せが急増したからとかではないと言っておりました。
また、HPをよりわかりやすくし、誤解や間違ったとらわれ方をしないようにしたそうです。
区がHPで公表している事は
基本的に国や都のことを基準にしています。
なので、区のHPの中でも都へのリンクが貼ってあります
例えば
【健康に関して】
http://www.city.nerima.tokyo.jp/faq/fukusima/kenkou.html

今回、
練馬区は100ミリシーベルトまで放置し、区民を被ばくさせるつもりか?!
などの問合せをいただいております。


ご存知の方も多いと思いますが、
練馬区では現在独自に放射性物質測定はしておりません。

なので、リンクの貼ってある都のHPを見たらわかるように
この考えから練馬区は発表しています
都のHPより
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/housyasenryo.html
「原子力安全委員会において、100ミリシーベルト/年以下では健康への影響はないとしています。100ミリシーベルトの放射線量でわずかにがんのリスクが高まると考えられていますが、放射線量が100ミリシーベルトを超えない範囲では、放射線ががんを引き起こすという科学的な証拠はないと言われています。
 原子力発電所周辺の避難地域以外では、普通に生活をしている限り100ミリシーベルトを超えることは無いと考えられ、普段どおりの生活をしていただいて何ら問題はありません。」

練馬区は、国と東京都からの情報をもとに発信しているといってます。
でも、練馬区は練馬区のものがあります
当然のことながら区民の方の生活を守る事ですが
例えば区内産物についてです。

これは、震災直後
練馬区は農業が多く営まれていることもあり
区内産物の安全性などについても問合せをしました。
ブログ(http://ameblo.jp/reika825/entry-10840066167.html)
やツイッターなどでも
触れましたが
練馬区独自で測定しているわけではなく、
東京都が行っている測定を公表しております。

ちなみに葉物野菜で
練馬区はきゃべつの生産が多いです
しかし、測定対象はホウレンソウです。
こういったことから
測定対象の拡大もするべきですし、
測定自体も独自で行わなくてはなりません。

しかし
測定といっても
1、2カ月。
半年、
一年といった短期間ではなく
長期間でなくてはなりません。
もちろん測定を独自でやるならば予算も必要でしょう。

環境問題、測定について担当課に問合せをしたら
独自での測定については大きな課題である
と言ってます。
検討していると言ってましたが
かなり前向きに検討しているともはっきり言っておりました。

ただ担当課も同様、予算がかかるといっておりました。
迅速に対応できるのか疑問ですが
即行動に移せるだけ行動力を見せられるのか・・・。


各議員の考えを聞きたい
そういった声を寄せられました

当然ですが、区民を守る為には独自で放射性物質の測定をし不安を解消するのも危機管理であると考えています。

情報の必要性は
今回の震災でみなさんも計画停電の情報が入ってこないなど混乱し大変不便な思いもされた方も多かったと思います。
私は防災対策の強化において情報網については必要不可欠であり
時代の流れを見極めツイッターなども活用するべきであると訴えかけてました。

震災直後
まだ練馬区はツイッターを活用しておりませんでしたが
必要としツイッターを始めましたが
区民の方の不安を解消するに至っておりません。

この放射性物質についても
区に実際に問合せが急増しているからには
放射性物質について区から発信するべきではないかと思っております。



私自身においても言える事ですが、
このITの進化で情報が飛び回る時代
無責任に不安を助長させることを発言するのはいかがかと思います。

私はいま、学者ではないですが
知りうる事は発信してきております。

どの情報を信じるかは読者の方々によります。


ただワンフレーズのみで捉えず、
その情報がなぜそういう考えなのか
冷静な判断によって読んでいただきたいと思います。