現在開会中の定例会での、私が所属している会派の一般質問。
広報活動、特に「わたしの便利帳」の発行手法についてです。

新年度予算案に「わたしの便利帳」の4年に一度の大改訂が盛り込まれ、約5千万円の経費を予定されていますが、こうした発行物は、いまや全国自治体の多くが民間との連携で作成しています。

そのメリットは、行政側が提供する情報を限られた紙面に効率よく配置するだけでなく、民間の地域情報や広告などの関連情報を織り込むことによって、区民の情報収集を、その名のとおり便利にすることにあります。

さらに、印刷費や配布費の支出を大幅に削減する効果も大きく、これまで練馬区が行ってきた積極的な民間広告の採用の流れにも合致するものと考えます。


逆に、デメリットとしては、他自治体で問題になりましたように、受託業者に任せきりにしたため、違法広告の掲載を見逃す可能性がある点ですが、受託した業者の不手際もさることながら、発行者の行政として確認することは当然です。

練馬区には、すでに民間広告を扱うチェックを行っており、以上のような不安は解消できるものと考えます。

私どもは、平成19年第4回定例会において、民間との共同発行を提案させていただきましたが、当時のご答弁は、経費面での効果や利用者の評価等について研究を要するというものでした。

これまでの間、どのような研究をされてきたのでしょうか。また、その研究成果によって、来年度はどのような便利帳を作成する予定か、経費および便利性の観点から、質問しました。


正式な議事録ではありませんので、ご了承ください。