こんにちわんこそばいのうえです。
養父が亡くなって、もうすぐ四十九日の法要が行われます。
私は法要が行われる日に、バンドリハがどんかぶりしてしまって、行くことができません。
昨日バンドリハの後、お骨が置いてある妹の家にお邪魔して、お線香をあげさせてもらいました。
やっとやっとやっと。
泣けたと思います。
今まで泣くことも出来ませんでした。
私と養父の間にはいろんな確執がありました。
私もブログで書いていた様に、幼少期の虐待がありました。
それでもお互いが歩み寄って、関係性を築くことができていました。
できていた、そう思っていました。
昨日思った事は、なぜ、許さなかったんだろう、という事でした。
私が家を買い、家族を集めて暮らし始めてから、養父は何度もそこに訪ねて来てくれました。
普通の時間を過ごしたはずなのに、
私は心のどこかで、養父を許してはいなかったのだと思います。
骨になってしまった養父を抱きしめて泣いて。
口から出た言葉は「おとうさんごめんね」でした。
そして、ありがとう、と。
色んな事、もう忘れたよと。
生きていてくれているうちに言えばよかった。
そんな後悔が私を蝕みました。
虐待された日々は本当につらかった。
でもそれはもうずいぶん過去の事で、私はそれをいつまでも引きずるべきではなかった。
大人になって関係性を築き上げたのであれば、
私は過去の事を許さなくてはいけなかったのだと思いました。
泣きに泣いて。
でも、おとうさんの「死」によって、いろいろなことが自分の中でわかりました。そして変わりました。
それをこれからの人生で、ちゃんと生かしていきたいと思います。