勝子77歳。
勝子の旦那がなくなってから初めて、
男性にチョコレートを渡しました!!
「う、浮気…??」
「もう、ずいぶん経つからいーんじゃね?」とか言いながら。
 
ラブラブワクワクラブラブ
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中身GODIVAですからね!!!GODIVA!!!!
 
相手は…。
 
S先生!!!
…ってあたしの最愛じゃねーかよ!!!
 
今日は、母と二人、病院&マーケットDAY。
 
まず病院にいって、頬を赤らめながらハッピーバレンタインと言い(笑 →先生も照れるwかわいいラブラブ
私は私で、最近悩まされている、
 
「頭の中が痒い」
 
…という、自分的難病→痒くてもかけないので。
 
…を相談したら。
 
鉄分不足でなる症状だそうで、ああ、また血かよ、毎回血足りてねぇよ、とか思いながら、鉄材頂いてきました(血液検査では相変わらずの大貧血状態なので)
 
しかし、あれだ。
去年から散々苦しんだ頭痛も。
蕁麻疹も。
S先生のおすすめのお薬飲んだらほぼ一発完治でございます。
蕁麻疹なんて毎日出ていたのに、先月S先生に貰った薬飲んだら、ごくまれーーーに出るだけ。
片頭痛なんて、胃カメラ飲んでも原因特定できなかったのに、
S先生が出してくれた「片頭痛予防薬」を飲んでから、一度も出ていません。
なので、今日から薬やめることになりました。
やめるタイミングもちゃんと言ってくれるのでありがたいです。
 
マジでこんな優秀な医者見たことないし!!!!と、「体感」する。
主に不眠症でかかっているはずなのに、ほかすべてケアしてもらっています、ありがたやー。
逆に不眠症は治すつもりがないので、先生的にはどうなんでしょうね(w
勝子母の眠りのお薬もいただいてきました。
 
これでしばらく一安心だ。
 
実は今朝がた腎盂炎一発目をひさびさにやりましてあせる
昨晩で薬が切れたことを知っていたので、やばいぞ、いけるか??と思っていました。
これを食らうと動けなくなるので布団で固まったまま「おがーーさーーん!!!!」と叫ぶ。布団をもって駆けつける(駆けつける速さではないがw)母の愛。
私は布団にくるまってがくがく震えながら「おさまって!おさまって!!!」って思って。
昼間まだ寒気があったものの、とにかく薬がないのが一番厄介なので病院へ。
 
帰り際には寒気もおさまって、「一発」で終わったのね、とほっとしておりました。
 
そして、買い出しー。
今日は珍しく諭吉オーバー(新語なw)しませんでしたよ( ̄▽ ̄)
神棚のお酒がなくなった!というのでお酒売り場に行ったら、
迷わず、
「鬼殺し」を購入していたのがツボだった(www
神棚に鬼殺し…ぶ、ぶぶぶぶっ。ナイスセンス。
 
なんかねー。
ふ、って思っちゃうんですよ。
もうすぐいなくなっちゃうんだなぁ。
もうすぐっていつかなぁ。
いつまでこうしていられるのかなぁ。
いつまでもこうしていたいんだけどなぁ。
 
FBでね、一年前の記事が自動的に送られてくる機能があってね。
「一年前こんな記事書いてました!」って。
ちょうど一年前は脳腫瘍の手術が終わって、組織検査をしていて、
そこに何の希望も見いだせなくって、とにかく残りの時間、そのころはもって3か月っていわれていたから、3か月をどう過ごすか、ホスピスや緩和含めて考えてどん底にいた頃か、遺伝子変異癌ってわかって、治療法がある!って確定した頃だと思うんですよね。
 
そのころに比べたら本当に素晴らしい日々を送っている、と思います。
神様がいるとしたならば、感謝しかありません。
私は去年のライブで見せるのが最後になる、って思っていたんだけれど、
今年もこれそうだし、本当に遺伝子変異癌で良かった、って思っています。
 
この薬を飲んでいればいつか治るってよ!
 
…なんて子供だましな嘘を信じたふりをしている勝子母も、
同じように私と過ごす時間を、そう、思っているような気がします。
…かといって、私たちは必要以上にべったり一緒にいるわけではなく。
同じ家にいても、一人ずつリビングにいたり、自分の部屋にいたり、
 
今までと変わらない事。
 
…をしています。
なんか、特別な事が嫌なんですね、きっと。
もう少しで最期だから、とか。
これが最期かもしれないから、とか。
そう思うのが嫌なんです。
 
私が帰ってくると食卓に走り書きのメモ。
「○○は冷蔵庫にはいってます。○○はチンして食べてね」
私はそういうものも捨てるようにしています。
 
これが最期にならないように。
 
末期癌宣告から1年1か月。
余命3か月と言われた母は、「遺伝子変異癌」とわかり、治療法が見つかり、副作用はあるものの、今は入退院を繰り返しながらでも、元気でいてくれています。
どうか、あきらめないでほしい、心からそう思います。
患者も、支える家族も、あきらめないで、挑んでほしい。
この1年1か月、絶望に何度打ち砕かれたかわからないけれど、
母と私は、いつもいつも笑っていたなって、今になって思います。
母の前で泣けなくて、毎晩自分の部屋で泣いたし、自分がぶっ倒れて救急車に乗ったことも何度もあるけど、
それでも、私と母が会話する時はいっつも笑っていた気がします。
(たまに一緒に泣いちゃったときも会うけど、全然関係ない事でw)
 
笑う。
それだけで、すごいことだって、私は思っています。
終わらない戦いはまだまだはじまったばかり。
終わらなくっていいんだ、って今なら思えます。
終わらせないように、頑張ります。
世界の癌患者の皆さん、癌患者を家族で支えている皆さん、お友達の皆さん。
どうか笑って下さいね。
そして、あきらめずに、挑み続けてくださいね。
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